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山で会ったら挨拶しよう!の本当の意味

普段、街中や電車の中で人とすれ違うとき、「こんにちは」とか挨拶する人はいないですよね。いたら、ちょっと怖いです。でも、山では半ば当たり前のルールかのように挨拶をします。いや、挨拶を推奨する向きすらあります。

ここ数年、山を走るトレイルランニングが発展する中、さまざまな業界団体が、トレイルランニングのマナーや啓蒙活動を発信し、いずれも必ず項目に挙げられているのが、この「挨拶」です。

TRAIL RUNNNING 10 RULE&MANNER

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日本トレイルランナーズ協会

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コロンビアモントレイル「アリガト山」

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では、この挨拶は何のためにするのだろうか? そう尋ねると

「挨拶したら気持ちいいじゃない!」
「だって、そういうマナーでしょ?」

と真顔で言われることがよくあって、もちろん、それ自体は間違いでもないのですけど、挨拶というコミュニケーションのその先にある理由まで話をしてくれる人に、あまり会わないものです。

山における「挨拶」の意味にはいくつかあると言われていて、ここでは3つほど紹介しておきます。

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