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人生は大博打 ~火ノ丸相撲~


週刊少年ジャンプに連載されていた相撲漫画
『火ノ丸相撲』
正直、相撲はデブとデブが裸でぶつかる、おじさんたちが見るよくわからない競技だと思っていた
そんな偏見を取り払ってくれたのはこの漫画である

相撲は直径僅か4.55mの円の中
地面につくことが許されるのは足裏のみ
褌一枚、自らの鍛えられた心技体だけを武器と
し一瞬で勝負が決する
立技最強の無差別級格闘技である

アニメではなく漫画で読んでください

小学生で日本一を獲った主人公潮火ノ丸が
中学で身長に伸び悩み結果が全く出なかったが
日本一になった時に元横綱にかけてもらった言葉
「三年先の稽古をしなさい」を胸に努力を続け
高校相撲で日本一を目指し大相撲入りを果たし
横綱を目指すを物語である

三年先の稽古をしなさい

これは相撲の世界ではよく
若い力士によく諭される言葉らしい

小手先の結果ではなく3年後に安定して結果を残せる力士になりなさいという意味である

相撲の世界には疎いため詳しいことはわからないが
他のスポーツに比べて遥かに大きな身体で争い
一朝一夕で常勝できるようには絶対にならない競技だからこそ生まれた言葉であると思う

目の前に結果が出ない努力をすることが
いかに辛いか苦しいかは誰もがわかっているだろう

大抵の人は"才能"という言い訳を使って努力することを辞める


ここで自分が中学生の時の校長先生の話を一つ紹介したい
『努力の壺』という話である

私たちは何かを成し遂げようとする時、その目標に応じた大きさの壺を与えられる
その壺に少しずつ努力を入れていく
壺から努力が溢れた時、初めて目に見える結果として現れる

つまりある程度大きなことを成し遂げようとしたいのなら努力は一定期間続けなければ結果として現れることはないということだ

大抵の人は壺から努力が溢れる前に諦めてしまう
努力をしたから結果が出るのではない

結果が出るまで努力をし続けなさい

というような話であった

また松岡修造はこんな言葉を残している

100回叩けば突破できる壁があっても、99回であきらめてしまう人がいる。その人は今までの努力やかけてきた時間が無駄に終わってしまう。


どれだけ努力しても結果は出ないかもしれない
世の中皆が成功できるほど甘くはない
それでも成功した人は
自分を信じ続け、努力し続けた人である

才能は与えられるものではない
自分の力で開花させるものである

何年先かもわからないが結果が出ると信じ
皆から馬鹿にされても努力し続ける
そんな馬鹿な人の中のほんの一握りだけが才能を開花させ成功する

人生は時間という大量のチップを使った博打である
それでも私は一か八かの大博打を仕掛けたい

その為に結果が出るまで努力をし続けたい


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