見出し画像

爆安きっぷで東武鉄道を乗り回す②[特急きりふり]

(この旅は2021年9月に実施しました。使用したきっぷは現在発売されておりませんのでご了承ください。)

↓前回はこちらから↓

特急きりふり82号(東武スカイツリーライン)

東武野田線のホームにあるラーメン屋を横目に跨線橋を上がっていくと、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)のホームや駅の出口に接続することができます。いつもは乗り換えをするのみなので、春日部駅の外に出たことは全くありません。それを鑑みて今日こそは降りてみました。
が、駅舎の写真を撮り忘れるというポンコツを発揮。
言い訳をさせてもらうと、野田線のホームでダラダラとしていたせいで外に出る時間がわずか60秒ほどになってしまったのです…
この失態を知ることなく、浅草方面ホームで列車が来るのを待っていたのでした。

密度の濃いダイヤ設定 4分前には中目黒行きが来ていた

[5列車目:春日部(9:16)→浅草(9:52) 東武350型]
春日部駅のホームには同業者が数多く居り、とくに電光掲示板(列車案内表示機)付近には「きりふり82号」の表示を写真に収めようとする人でいっぱいでした。
さて、この特急きりふりは現在(2022年10月)すでに廃止されている列車です。車両も廃車されています。
列車が終焉に近づくと、乗車する愛好家の数はどんどんと増えていく傾向にありますが、このときはその事象はあまり強くなかったのではないかと私は考えています。勿論、近いうちにはなくなるだろうという予想はされてはいました。しかしながら、まだ明確には分かっていなかったことから、単に休日だったのと乗り放題きっぷが発売されていたという2つの事柄が一番作用したというのが結論です。
発車2分前になってようやくホームに滑り込んできたのは350型。短い4両編成はホームの真ん中あたりに停車して、即座にドアが開いたのちにドアの手前で係員による特急券の検札がありました。
席に座るやいなやすぐに発車。忙しないひと時となりました。
春日部駅を出ると、次は北千住駅まで止まらずに数十分間の疾走を魅せてくれます。この区間は複々線(上り線と下り線でそれぞれ2つの線路を使用)で内側を走る普通列車をバンバン抜かしていく爽快感が味わえて、ちょっとしたストレス解消になりました。
荒川を渡って北千住駅に着くと、住宅街を縫うようにして曳舟・とうきょうスカイツリーの順に停まり、無事定刻に浅草駅に着きました。

もう見られない光景

[6列車目:浅草(10:02)→とうきょうスカイツリー(10:05) 東武10050型]
次はお待ちかねのスカイツリー見学です。
事前に予約をしなければならなかったのでその時間に間に合うようにここまでの行程を組み立てていたのでした。

東武浅草駅名物のドアカット

<③につづく>
ここまで閲覧いただきありがとうございました!

追記:記事を作る際の独自ルールとして、「1,000~2,000文字の範囲内で1記事とする」と定めています。すき間時間に読めるものとしてどのくらいの文字数が妥当なのかを探った結果がその数字でした。今回の記事のように出し惜しみをしているような雰囲気を醸し出してしまっていることを大変申し訳なく思いますが、その代わりに更新頻度をできるだけ上げてお届けします。以上の点をご理解いただければ大変幸いです。

↓次回はこちら↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?