キャリコン資格者が就活をするなら肝に銘じておくこと【キャリコンサロン編集部】
キャリコンってキャリアに関する相談を受けることが多いが、相談に乗ってもらうこともある。
以前もお話ししているが、私は月1回のペースでキャリコン同士がガチで相談しあう場に参加している。
相談に乗ってもらう事で自分の考えも整理できるし、相談者の考えも理解できる貴重な時間をなのだ。
この場で私が相談するのは大抵は
「自分のセカンドキャリア」
のことである。
といった事を相談しており、様々なキャリコンの方から自分の考えを整理するために有効な質問をいただいている。
その一方で、
「このことをもっと聴いてほしいんだけどな」
と思うことも多少ある。これはこれでキャリコンとして非常に勉強になるのだ。
数多くのキャリコンの方に相談した結果、
とりあえずITマネージャーをしっかりやって安定した生活を確保する。
キャリコンは副業と学びをやれるだけやって実績と実力をつけていく。
ということが現時点では最善策と結論づけてキャリコン活動を進めている。
しかしながら、私の働く環境も刻々と状況は変わっていくので、引き続き相談していこうと思っている。
このように将来の就活で悩んでいる私が所属する「キャリコンサロン編集部」の今週のお題は「キャリコン資格者が就活をするなら」です。
就活を考える前に、少し古いですが平成29年のキャリコン資格者の労働状況のデータを見てみましょう。
企業で働いている人が全体の40%と多くの割合を占めています。
しかしながら、こういった人たちって私のように人材関連とは畑違いの部署で働く人も含まれていると思います。
この中でキャリコン資格をフル活用している人ってほんのひと握りなんじゃないでしょうか。
また、キャリコン資格には「独占業務」というものがなく、資格を取ったからってお仕事がもらえるわけでもないのです。
キャリコンの就職状況ってこんな有様なので「キャリコン資格って使えない」と世間的に揶揄されることも多いのです。
なので、キャリコン資格を取って就活をするなら、まず初めに
キャリコン資格を取っても仕事はついてこない。
ということを肝に銘じてもらった方がいいでしょう。また、資格取っても
お金もらって相談に乗れるスキルなんて無い。
と思った方がいいでしょう。
それでもキャリコンとして人の支援を本気でやりたいと思うのであれば、
① キャリコンとしてのスキルを磨くこと
② 自分の強みを明確にすること
③ 人的ネットワークを作ること
を実行することが大事だと思います。
①②は言わずもがなですが、③の「人的ネットワーク」は仕事と出会うための非常に重要な要素です。
というのも、私がこれまで経験してきたキャリコン関連のお仕事のほとんどは人から紹介されたものだからです。
人的ネットワークを作るなら、私が所属する「キャリコンサロン」にぜひ入会を検討してみてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
このように「キャリコンの就職」って決して甘いものではありません。
しかしながら、険しい道のりを自分で切り開いていくこともキャリコンの醍醐味のひとつなのかもしれませんね。
では来週までまたご機嫌よう(^_−)-⭐︎
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