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有料はあちゅう

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記事一覧

【創作】ペットだった時代のこと

【創作】ペットだった時代のこと

私はとある時、とあるお金持ちのおじさんに飼われていました。

おじさんは、すごくさみしがりやで、
出会ってから毎日「一緒にいてほしい」と言うので、
この人は、私が一緒にいないと
ダメになっちゃうんだろうなあ、と思ったのです。
それに、私は誰にも飼われたことがなかったので
誰かに飼われてみるのも悪くないかもしれないと思いました。

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【短編】アマレットジンジャーを知った日

【短編】アマレットジンジャーを知った日

(過去にとある場所に掲載された短編です) 

「人間は本来、もっと泣く生き物だと思う」とあの人は言った。

 初めて二人で食事に行った日のことだから、よく覚えている。仕事が忙しく、なかなか時間が取れない彼に合わせて、彼の家の近くのエスニック料理を出すカフェまで、電車を乗り継いで行ったのだ。

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憧れの人に憑依する方法

憧れの人に憑依する方法

そういえば、この間
私をイベントで愛媛に呼んでくれた
ブロガーのしゅうへい君が、面白いことしてた。

デジタルの時計
(アップルウォッチじゃないやつだった)
で常に、私とイケハヤさん
ツイッターやインスタの通知をオンにしているのだって。

だから、イケハヤさんがツイートしたり
私がRTしたりする度に彼の時計が
ブルブルってなるの。

これで、イケハヤさんや私のツイート頻度や、
よくブログを投稿する

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全員抱く覚悟が無いなら、一人も抱くな

女性の多いコミュニティでは
嫉妬がうまれやすい。

うちのオンラインサロンは
7割が女性なので、
大きいものから小さいものまで
日々、いろんな嫉妬を目にする。

その嫉妬は私に対して起こることもあれば
メンバー同士で起こることもあって、

コミュニティって、
いろんな考えの人が
混じってるなーと日々学ぶのだけど。

嫉妬ということで、
思い出すエピソードがある。

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仕事を受ける基準

仕事を受ける基準

一昨日は、元カリスマ塾講師の
犬塚先生のイベントにゲスト出演して、
パーソナルブランディングについて
いろいろお話させて頂いた。

(ログはツイッターで #はあちゅう犬塚 と検索すると出てきます)

で、イベント中に質問があった
私が「仕事を受ける基準」について、当日も回答したけれど
補足的なフレーズをいくつか思いついたので、
ここにまとめておこうと思う。



私が仕事を受ける時に頭の中で考え

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経験は金、技術は銀

経験は金、技術は銀

有料コンテンツですが、
日記なので、特に役に立つことは書いてありません。

めちゃくちゃ私の日常を深く知りたい人だけのための
更新です。

「月刊はあちゅう」をご購読いただくと
単品で購入していただくよりも
だいぶお得になります。

==

普通、素人さんの話は面白くない。

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あの日あの時あの場所で

あの日あの時あの場所で

ニコ生で昨日大学時代の話をしていたら
記憶の箱がぽんと開いて、
いろいろなことが飛び出して来た。

大学2年生の頃、
知り合いのH社長に
「面白い大学生を紹介してよ」
と言われた。

若くして社長をしている彼は
自伝も出していて、
日経MJや日経新聞に載ったこともあって、
憧れていた。

この人の役に立ちたい、
という気持ちがあった。

有名人に 気に入られたいという下心も
もしかしたら少しはあっ

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事実婚について、覚え書き

今朝、朝の情報番組「スッキリ」で事実婚の
特集があり、私と旦那の話題も大きく取り上げて頂いたようです。

動画を全部見ていないのでどこが使われたかはよくわからないのですが、
昨日電話取材で答えた内容を整理のためにセルフ文字起こししておきます。

==

▼なぜ、事実婚を選択したのでしょうか?(経緯・事情)

特別な事情はなく、自分たちにとってはそれが自然な形に思えた。
強いて言うなら、名字が変わる

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誰にでも優しい人を、私は全然信用しない

誰にでも優しい人を、私は全然信用しない

誰からも優しいと言われている男の人がいる。

仕事も出来るし、周りから見たら
非の打ち所がないと思われている人。

でも、その人はみんなに言われているような優しい人ではなく
ただ誰にでもいい顔をするだけの、
意気地のない人だと私は思っていて、

みんなが夢中になっているのを見て、
「ふうん…」と冷めた目で見ている。
みんな、何も見えてないんだな…とちょっとがっかりしながらね。

別にその人を避けて

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欲しいものをひとつ残らず買ってみた

欲しいものをひとつ残らず買ってみた

1泊2日で、軽井沢に行ってきた。

普段より、ゆったりした時間の流れの中、
漫画に熱中しているパートナーを
横目で見ながら、私は、
「欲しいものを全部買ってみる」
という実験をしてみた。

昨日「経験にはお金を使う」と書いたけれど、

「買おうかどうか判断を迷うもの」は
ちょくちょくある。

私の場合、迷ったものは欲しいものリストにいったんいれておいて、
熱が冷めた頃に見て、まだ欲しかったから買う

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家計簿をつけない理由

家計簿をつけない理由

私は家計簿をつけない、と決めている。

クレジットカードの履歴や
領収書をまとめて月1で
税理士さんに提出する他には、
あまり支出にこだわらない。

充分稼いでるもんねー、
とか言われてしまいそうだけど
そうではなくて、

支出を記録すると
支払うことへの罪悪感が生まれてしまいそうだからだ。

お金は楽しく使いたい。

「ああ、今財布から500円が出ていった…」
なんて思いながら使いたくない。

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インターネットが地上と地下に分かれていく

ちょっと前に、周囲でとても
好意的に受け止められていたニュースに対して
批判的なコメントをしている人を見かけた。

釈然とせず、なんとはなしに
そのニュースの当事者の名前でツイッターを検索してみたら、
批判的なコメントが思った以上に出てきて、

人の生き方を否定する人、ネガティブなことを
言わずにはいられない人がこんなにも多いのかと驚いた。

ある意味、私にはない視点だった。
それにしても、当事者

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知識には値段がつけやすく、感情には値段がつけづらい

知識には値段がつけやすく、感情には値段がつけづらい

この間 #cakesnotefes の打ち上げに
参加した人から

「はあちゅうさんは、値札のない場所に
どんどん値札をつけていって、
クリエイターの道を切り開いているから尊敬する」
と言ってもらえた。

私自身、そこに関して
圧倒的成功とは言えないまでも、
そういう戦い方を選んでいるつもりなので、

ちゃんと見て、評価してくれている人が
いることが嬉しい。

「値札のつかないものに値札をつける

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「感性が合う人」の評価を大切にする

批判というのは、才能の芽を育てずに
成長前に摘んでしまう可能性のほうが高い。

作品を作り、発表し続けるために
何より必要なのは根気と希望で、
批判は希望を奪ってしまうのだ。

「私には才能があるんだ」
と信じさせてくれる人のそばにいないと、
開く才能も開かない。

だから、うちのオンラインサロンは
「褒め文化」を強く意識していて、
才能が育ちやすい場所、
みんなが自由闊達に意見を言えて、
意見や

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