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ズルするためにシングルマザーになってない

私の最近の発信の中心はショート動画で、毎週日曜日の午後に、息子に会いにくるパパとの時間に撮ることが多い。元々家族の様子を動画に撮るのが好きなので、この形式なら続けやすいし、普段の様子を動画の形で残しておけるのは嬉しい。いつか息子が大きくなった時、若い頃のママとパパ、そしてその間にいる小さい頃の自分を面白がってみてくれたらいいな、なんて思っている。

動画の中で私とパートナーが仲良くしていることから、時折「偽装離婚ですか?」とコメントがつく。離婚を偽装するという発想が自分には無かったのでその単語にも驚くけど、さらに驚くのは、「ひとり親手当てを貰うための離婚ですか?」というもの。

…どこから整理したらいいんだろう。パートナーとは「夫婦」としての関係を解消し「子育てパートナー」になったことをわかりやすくするために「離婚」という言葉を使っているけど、そもそも事実婚なので「結婚」はしていない。だから偽装「離婚」も成立しない。自分が一般的ではない「家族」の形を取っているのを十分わかっているけど、それでも、その形式を取ることで、誰にも迷惑をかけていないにも関わらず、「何か裏があるのでは?」と悪意基準で疑う人がいることが少しさみしい。

そして「ひとり親手当てを貰うため」というくだりについて。もしかして「ひとり親」になればもれなく手当てが貰えると思っているのだろうか。ひとり親手当の受給には所得制限があることが、知られていない...!?!

ひとり親手当てがいくらかは、所得と子供の人数によって変わるので、詳しく知りたい人は各自調べて欲しいが、環境が大きく変わった人が、子供を抱えて安心して日々を送れる金額だとは、私は思えない。しかも受給の条件は厳しく、フォロワーさんから聞いた話だと、養育費は収入に換算され、同居の親がいればその所得も合算になり、定期的に調査があって、彼氏が出来ると手当ては貰えなくなり、彼氏が出来たことを隠すと、過去に貰ったお金も遡って返還しなくてはいけないケースもあるとのこと。(頂いた体験談をそのまま書いているので、認識違いがあったらすみません、その場合は教えてください)「彼氏」ってまだパートナーでは無いし、経済的にそこまで頼れないイメージだけど、そんなことまで受給条件に関わってくることは、私もフォロワーさんに教えて貰うまで知らなかった。不正受給が無いようにだと思うけど、手当てをもらうのも、いろいろ大変なんですね。

(※追記:彼氏が出来ると手当てがもらえなくなる→正確には、彼氏と同棲を始めるor経済的援助を受ければ支給停止だそうです。ただ、「子供と仲良くしている」などの理由で、内縁関係とされることもある&食事を御馳走されたら「金銭的援助を受けている」とされてしまうなどの情報もあり、この辺の基準は市・担当者にもよるみたいです)

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