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第二期ネーム講座に行ってきました(その1)

漫画家・福田素子先生が講師を務めるネーム講座の第二期が佐伯市の三余館にて開催されました!

↓第一期の講座記事はこちらから↓



『一期生もまた参加したかったら来ていいよ〜〜☺️』
という福田先生の意向から、一期生5人、新たに二期生15人を迎え総勢20人の受講生が集まりました!

集中してプロットを作成するみなさん

第二期生のテーマは第一期と同じく
主人公が生き物と出会い、泣いているその生き物を笑顔にする】という扉絵込み全16ページのネームを書き上げる。】というものです。

講座の流れは前期と一緒なので割愛し、今回からは先生のアドバイスや一期生へのお題などを紹介していこうと思います。




福田先生のワンポイントアドバイス

解説黒板をパシャリ

【キャラやプロットが他の人と似ていても、作者の視点を入れる事で違う作品が出来上がるよ!

テーマは全員共通なため、どうしてもキャラクターや話の流れが似てしまう事が….そんな時に大切なのが【作者の視点】


こういう生い立ちでこういう性格の人物ならこういう言動をするだろう!という作者の味付けで出来上がるものが違ってきます。もし他の人と話の流れが被ってしまっても全然気にしなくて進めてね〜!との事です。



【ページが少ない漫画はモノローグもうまく使ってね!】

16ページの漫画だとページが少なくてキャラクター紹介にページを裂けない….そんな時にお役立ちなのが『モノローグ

モノローグとはのキャラクターの心の声や世界観の解説や説明など、セリフ以外の文章の事です。

福田先生の解説絵

キャラクターの会話や背景だけで世界観の説明をしようとするとどうしてもページが必要ですがセリフとモノローグを上手く使う事によりページの削減が!

ただし、1ページあたりに入れる数が多過ぎると読む人の気力が削がれるので注意してね!との事です。


一期生への新たなる課題

前期も参加した一期生のたちに新たな課題が!

主人公に何かコンプレックス、欠点を持たせるという、キャラクターに重点を置いたものです。

主人公が欠点のおかげで問題を解決したり、他の誰かがその欠点を長所として評価してくれる、といった変化を16ページに納めるのが第一期生の今期の課題です。か…かなり難易度が上がってる!!!!!!

一期生の子にコマの使い方をアドバイスをする福田先生。感嘆仕切りのレポ担当。む…無料でいいんですか!?本当に!?


おわりに


こんな高難易度な課題でも一期生のほとんどがプロットではなくネーム作成に着手していて流石歴戦の者達…!と感嘆していたら第二期生のメンバーもほとんどがネームを進めていて、みんな…レベルが高すぎない?と困惑するレポ担当でした。皆さんの作品完成楽しみにしながらレポアップしていきますね。

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