見出し画像

氷山の一角~安倍氏襲撃事件

遂に恐れていた事態が起こってしまった。
これが第一報を受けた正直な感想。

多くの人は今回の事件に対して他人事だと思っているだろうが実は全く他人事では無い。明日は我が身に起こるかもしれないという
危機意識を是非国民全員に持ってほしい。

今回の一番の原因は日本政府に対する国民の不満が尤も最悪な形で現れたという事。

そしてその矛先が偶々、安倍氏に、
正確に言えば政府に宣戦布告をするに尤も
相応しい人物を襲撃したという事である。

元自衛官という立場を見ても其が良く解る。

本来日本政府の管理下に置かれていて、
首相の号令によって動く組織である。

本来は意思統一されるべき存在である、
その意思統一されるべき存在からの襲撃、
正に『飼い犬に手を噛まれる』の典型。

裏返せば全く意思統一がされていなかった、何より政府に対する不満を一番身近で
感じていた存在と言わざるを得ない。

全ての人が今回の事件加害者に対して、
怒りを顕にしている訳ではない。

小さくガッツポーズを取る者も
少なからず居る然し方々を
非国民と詰る事は早計に過ぎる。

方々は国により身内を或いは
大切な人達の命を奪われた方々である。

而も何の保証も受けられていない。

政府によって身内を殺され一切の謝罪も
保証もないとなれば政府を恨むのも当然。

中には身内(政治家)を庇う為に尻尾を切られ、国民からの激しいバッシングを受けた方々も居る。

用済みになれば塵屑の様に捨てられるとならば、政府に激しい殺意を抱いたとて不思議はない。

そしてその矛先は今度は政府を支持する国民へ向けらても何ら不思議な事では無い。

コロナ禍で無収入となり国から補助も受けられず自ら命を絶った人達も決して少なからずである。

政治家は己の懐を肥やす事に終止し民を救おうという気持ちは欠片もないならばその政府を政治家を抹殺したいと思う事は何ら不思議な事とは私は思わない。

今、政府がすべき事は己を庇う事ではない。今、政府がすべき事は厳罰化では無い。

今、政府が本当にすべき事はこれ以上火種を作らぬ様、己の身を削り国民に理解を求める事である。

 自らは高い所から物見遊山では益々国民の不満は高まり類似の事件はこれからも起こり得ると私は確信する。

 これは国民の政府への不信感を可視化したに過ぎない、決して今回の事件を他山の石、対岸の火事とせぬ様に、政府には猛省され国民に対する信頼回復に努めて欲しい。

其が私の願いである。

 

 

 

 

 

 

 

サポート頂いた方の思いを私なりに形にし世界へ発信していきたいと考えています。人は思いによって生かされている事を世界へ発進する為の資金に使わせて頂きます。