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武力で国は守れない

某国営放送をぶっ壊すと言いながら実際は一切ぶっこわせていない党党首が討論会で武力無しに国は守れない故に憲法9条改正し武器を持たせろ的な発言をしている。一見すると正論に見えるが実はとんでもない暴論である。そしてそれは既に歴史が証明している。第二次世界大戦自日本は大敗し、

その結果、多くの民が戦火の中で命を落としていった。

成人にも満たぬ男子の多くは特攻によりその命を散らした

家族を大切な人を守りたいその一心で己の命を敵にぶつけた

だが結果として日本は大敗し米国支配は長く続いた。

進駐軍の傍若無人ぶりに多くの日本国民は苦しめられ、純血を無残にも奪われた婦女子の多くは自決に至った。

原爆投下犠牲者の数は戦後の国内自然災害犠牲者と比較しても全く比較にならぬ程の大被害を出した。

そして原爆病に今も苦しめられている多くの人達がいる。

此等全ては戦争を引き起こしたが故に起こった悲劇である。

だからこそ日本はその悲劇を二度と繰り返さない為に、憲法9条を制定し戦争をしない決断をしたのである。

今も世界には非武装地帯が数多く存在している、その非武装地域全てが他国の侵略を受けているかと問えば必ずしも他国の干渉を受けていない国々も沢山存在する。

自衛の為に有事には民が武器を取り敵と戦う国は有っても、彼らも戦争を肯定してはいない。憲法9条を改定せずとも日本には自衛隊があり自衛手段は幾らも存在する。

寧ろ下手に憲法9条改正し諸外国から注視される方が余程危険である事を我々は決して忘れてはならない。

 

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