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イラン核合意再建協議に暗雲か?ニュースを受け世界原油価格が急騰。

[ニュース元記事]

【ニュース内容要約】
・イランは27日、ウィーンで開かれている核合意再建交渉について、欧米側が設定するいかなる期限も受け入れない考えを表明した。
・米国がより核合意再建協議の期限は限られており「イランは早く決断すべきだ。」との報道があったことへの牽制と思われる。

【Must-see ニュースな理由】
イラン核合意再建協議の続報ニュースです。
これまでの米メディア報道ではここ数週間から3月末頃までに「核合意の再履行」が結ばれ、その後1-3ヶ月でイラン経済制裁が解かれる(イラン産原油の輸出解禁)というスケジュール感が報道されていました。
イラン核合意再開のニュースは現在高騰する原油市場の価格上昇を止めるものとして大きく注目されています。原油市場の非常に重要なファンダメンタルズです。
これまでには、4-6月頃のイラン産原油マーケットへの供給開始が期待されていましたが、今回イラン側よりそういったスケジュールでは進まない可能性が示唆されました。
当ニュースを受けてニューヨーク原油WTI価格は96ドル、先週末比+4.8%と急騰しています。
交渉のカードとして今後も二転三転のありそうなイラン核合意再建協議ですが、重要なニュースとして注目していきましょう。

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