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革の盾が作りたい!活動日記その2〜モック作成〜

こんにちは。革の盾エヴァンジェリストのはかせです。
モノづくりに大切なことって、まず一度簡単な見本を作ってみることだと思いましたので、100均の材料を使って作ってみました。
(これはCAMPFIREのほうにも動画で貼っているのですが、あまり気が付かれない方が多いようなのでまとめ直したものです。また少し詳しい作り方の説明をつけました。)

必要なもの

今回想定しているサイズは71cm×71cm。
これは、室内で使えるできる限り大きくて、かつ盾として必要なぐらいの
大きさとしてこれぐらいかな、という感覚で決めました。
はじめは90cmぐらいを想定してましたがそうするとものすごく大きくて邪魔なので少し小さくしました。
売っていたカラーボードは5mmのもので、あまりにもペラペラだったので、4枚買ってきて貼り合わせる方向にしました。

これで厚さ1cmになりましたが、実際に作る厚さとしては2cm+革の厚さで良いかなと思いました。3cmだと厚くてかつ重すぎる。
これらをグルーガンで貼り合わせて、1枚の板にします。

できた板の真ん中に針をさし、そこを起点として35.5cmの糸を貼り、円を描きます。

引いた線に合わせて糸鋸を引いていきます。
(この時、粉が出まくって大変でした。お家を掃除しててよかったです)

そのままでは切りっぱなし感がすごいので紙やすりで磨きます。

さらに切ったあとはくっついていないのでグルーガンで埋めていきます。
次に、真ん中に穴を開けてそこにプラスチックどんぶりで覆いをします。

ただし、このままの大きさの穴を開けてしまうと接着するだけの面積が確保できないので、どんぶりをひとつ犠牲にして、縁を削ります。

切ったものをベースにして円を描きます。

その円をくり抜いていきます。
(なんかこの辺の工程はモックを作る際には大変でしたが、本物を作るときには機械を使えるので楽にできるらしいです)

グルーガンで接着していきます。

さらに余った切れっ端を取っ手として使います。
同じ様に紙やすりで磨き、手頃な感じにしたものをグルーガンで貼り付けます。

以上の工程を持って、盾が出来上がりました!!!!

裏側

持ってみた感想

大きさとしては71cmが最適解だと思います。盾としては大きすぎず小さすぎずといった感じです。
材質が発泡スチロールのため、すぐ壊れてしまうかと思いましたが、多少バンバンしてもすぐバキッ!といくという感じではなかったです。薄いビート板を叩いているイメージ。
ただ多分、子どもでも全力で体当りすると一撃だとおもいます。できれば避けたいところです。

懸念点

本番では木の板を作った上から革を貼る必要があります。革を貼るのも、下穴を開けておいて縫っていく形で作ります。
また、もちろんどんぶりを貼り付けるのではなく、鉄の覆いを取り付ける必要があります。
鉄の覆いにも下穴をあけ、そこに鋲止めをして行かなければなりません。
また鉄の覆いも売っているわけではありませんので、素材から叩いて作ります。
次回はこれらについて、どうやって作っていくか、工房と打ち合わせをしてきましたので、それをまとめます。

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