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ダーマペンは本当に効果があるのか。何回やれば効果を感じる?値段はいくら?

2020年、世の中を一世風靡したダーマペン。
元々美容情報が豊富だったTwitterを始め、youtubeや雑誌でもダーマペン最高!最強!という言葉が踊り、どのクリニックに行っても置いてあるくらい、美容業界はダーマペンだらけでした。

ゼオスキンのセラピューティックで肌表面のアラを一気に取り去り、美容医療に大きな大きな可能性を感じた私は次なる治療としてクレーター治療に踏み込むことを決意。

クレーター治療について調べ始めると

「時間がかかる」
「お金がかかる」
「アグレッシブな治療じゃないと効かない」
「しかも2回や3回じゃなくて複数回治療を継続する必要がある」

といかにもハードルが高そうな情報がたくさん・・
いくつかクリニック回っても同じことを言われたので、これはきっと真理なのでしょう。

当時(今もですが)、普通のIT企業で働くOLだった私にとって美容医療の費用を捻出するのは簡単ではありませんでした。
費用が高額になりがちなクレーター治療に踏み出すことはちょっと勇気がいったのですが、長年の悩みだし、ということで決意した、という感じです。

当時のクレーター治療といえば、ダーマペンかCO2フラクショナルレーザーの2択でした。

どのクリニックに行っても同じ提案をされるなかでカウンセリングは両方で受けたのですが、
CO2に関しては色素沈着のリスクが高すぎること、また、ダウンタイムが長引きそうという理由で私はダーマペンを選択することに。

ポテンツァなどのニードルRFの治療が大流行りしている現在では「ダーマペンは意味がない」「金ドブ」だとおっしゃる美容看護師の方も出てきましたが、
このnoteではダーマペンとしっかり向き合った私目線で、経過とその結果をご紹介させていただきます。

結果からお伝えします。

結論から言うと、私のとってダーマペンは金ドブではなく、しっかり効果を感じることができました。

頬のクレーターにはかなり効果がありましたね。
写真を見ると、クレーターが浅くなっていることが見て取れます。


一方、毛穴への効果はほぼ皆無でした。
これはよくよく調べると毛穴の種類によって効果が変わるようで、

開き毛穴には◯
私のようなたるみ毛穴には△

という結果に終わりました。

ここはちょっと期待していたので、少しデメリットに感じます。

適応を正しく見極めないと、それこそ金ドブですよね・・これはダーマペンに限らず全ての施術に言えることですが。

ダーマペンを始める前(before)
ダーマペン8回目のダウンタイムが終わった頃(after)

この時点で、個人的にはダーマペンは金ドブだとは思いません。適応であればしっかり結果が出ます。

それに何よりダーマペンの魅力は「価格を抑えて治療をすることができる」ことです。

クレーター治療のように一筋縄では行かない治療は基本的に回数を重ねる必要があります。その場合、費用が高額だといいと分かっていても治療を続けつことが難しい場合がほとんどです。


本当なら、ポテンツァのマックームを受けた方がいい。でも、1回8万円の施術を3〜4回と受けるのは普通のOLには無理です。
だったら時間はかかるし地道だけど、ダーマペンという選択肢があってもいいと個人的には思うのです。

ダーマペンのデメリットをあえてあげるのであれば、回数が必要、時間がかかる、ということだと思います。

ただ、お金があるならもっといい治療もあるしそれができるに越したことはないけど、受けたくても受けられない事情ってありますよね。
なので、当時の私にとってはダーマペンという選択は正しかったと思います。

はち的ダーマペン施術の概要

施術期間:2020年12月〜2021年7月

施術回数:2つのクリニックで合計8回 お願いしたクリニックはこちら

かかった金額:ダーマペンのみの合計で約13万円
(プラス、エレクトロポレーションを追加したこともあるので実際には上記+6万円)

さした針の深さ(単位ミリ):頬0.5~1.7 額0.5~0.7

クレーターが深い頬の部分は深めに刺し、かつ「スタンプ刺し」という方法で、針を患部にグッと押しつけるように刺していただきました(めっちゃ痛い😭)

ダウンタイム:施術当日から約3日〜2週間

ダーマペンは都内のクリニックであれば1回2〜3万円で受けることができますし、
私はそれに約1万円くらいでエレクトロポレーションをつけてビタミンCやらトラネキサム酸やらを導入してもらっていました。

せっかく穴が空いてて薬剤が浸透しやすいなら入れたほうがお得だよね、ということで。

おかげでかなり肌質改善できたと思います。


ゆーてもエレポもマン単位のお金で高い、という方にはベネブのハイドロマスクがおすすめ。

保湿成分&成長因子がたっぷりなんのでエレポしなくてもしっかり成分を浸透させることができます。

これを10分つけておくと、それだけでダーマペン施術後の赤みが引くので本当に魔法のパックですww 
袋に余った液は冷蔵庫に入れて、翌日も顔とか首に塗っていました。


日本ではクリニック専売が基本ですが、楽天でも売ってました。 


なぜダーマペンで結果を出すことができたのか

ポイントとしては「回数をしっかり重ねること」だったと思います。8回もやったらそりゃ効果出るよね、と思うのですが継続するのって結構難しいですよね。
ダーマペンは費用こそ極端に高くないものの、痛いしダウンタイムも派手だしw 我ながらよく頑張ったと思います。

ダウンタイムについて

正直、これはどの深さで指すかによってかなり差があります。

ダーマペンにおけるダウンタイムの症状としては主に「赤み」「皮むけ」がメインになりますが、赤みについては浅くさせば2〜3日で引くし、
深くさせばその部分だけ2週間ほど針穴がわかるなんて事ありました。

初めてダーマペンの施術を受けた2時間後。全体を0.5~0.7で差してもらいました。
2日後には赤みはほぼ無くなりました。
激しいとこれくらい赤くなります。流石にびっくりしたwww
スタンプ刺しするとこんな感じ。針の跡がはっきり残っています。(時間経過で消える)
これでも施術から4日経っています。
皮むけのイメージ
0.7以上深めに指すとこれくらい出てきます。


回を重ねるごとの経過観察

ダーマペンは数が大事、とお伝えしましたが、ここから先は回を重ねるごと
にクレーターがどう変化していったのか、写真で振り返っていきます。

ダーマペンを始める前。
セラピューティックを終えたばかりなのでシミなど肌表面のノイズは消えていますが
頬の凹凸はしっかり残っています。
1回目ダウンタイム終わったあと。頬がちょっと皮むけしています。
クレーターへの効果はまだまだ。
2回目ダウンタイム終了
3回目ダウンタイム終了
4回目ダウンタイム終了
5回目ダウンタイム終了
クレーターは1.5~1.7くらいで深く刺したので色素沈着が残りました。
この頃からクレーターへの効果を感じ始めます。
6回目ダウンタイム終了
7回目ダウンタイム終了
8回目ダウンタイム終了

改めて見ると、5回目くらいからが勝負の分かれ目だったな〜と思います。ずっと同じクリニックでやらなくてもキャンペーンなど利用して回数を重ねていきました。(そういえば最近ダーマペンのキャンペーン見ないですね・・)


ダーマペンは金ドブじゃない

繰り返しになりますが、私の結論は以下の通りです。

・ダーマペンは金ドブではない
・適応があればしっかり効果が出る
・回数を重ねるのがポイント(時間とお金はある程度かかる)

どんな治療にもメリット・デメリットはあるので、適切に情報を精査して見極めていきたいですね。

長文お付き合いいただきありがとうございました。
同じ悩みを持っている方へ、少しでもお力になれますように

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