学歴コンプレックス

こんにちわ。今日も見てくださり、ありがとうございます。


タイトルにもありますが、今回は広い意味の学歴コンプレックスではなくて、私自身の学歴コンプレックスについて書かせていただきます。


私の経歴をざっくり書くと、

公立小学校⇒公立中学校⇒県立高校⇒私立大学

です。

地元の学校でゆるゆる育った私は、「女に学歴は必要ない」と戦時中のような考え方をしている父を他所に、お金の問題で大学進学をあきらめた母の強い希望で、大学に行くことを決めました。

専門分野を学ぶ大学で、しかも医療大学の私立。授業料や施設整備費など、年間にしてとても高額な学費が必要でした。


そんな両親に感謝の気持ちもあり、大学卒後と同時に資格を取り、働き始めました。それが親孝行だと思ったからです。



一方、夫は当時田舎では珍しい中学受験を経験。

公立小学校⇒私立中・高一貫校⇒国立大学

と、まさに戦い抜いてきた人です。


3歳の頃から公文式をはじめ、小学校3年生から塾に通い、中高でも国立大学の医療学部を目指すべく、勉強漬けの日々だったと聞きました。


聞いただけで「おお・・・」ってなるのに、当人と両親はまさに必死で、それはそれは大変だったようです。


そんな息子は、両親にとっても自慢でした。



結婚を意識してお付き合いをしている時に、義父から

「あなたの出身の学校を教えてほしい」と言われました。



私の持っている資格の職種は、大学以外にも専門学校があって、勤めていた病院は専門学校の方が大半でした。

大学だろうと専門学校だろうと、取れる資格は同じなので、「どこ大学出身?」など聞かれたことがありません。


義父に聞かれたのが、初めてだったと思います。


先ほど述べましたように、小学校から順々に述べていき、言い終わったあと、


「中学高校は、私立の方が手厚いからね~」だったり、

「医療系の私立は学費が高いでしょう?息子の国立大学は年間○○万円で、予想よりもはるかに安くて、いい親孝行してくれた」


と、何の悪気もなく言い放ちました。


それはそれは衝撃でした。



今まで学歴を気にして生きたことがなかったので、その時初めて自分の学歴を恥ずかしいと感じました。



私の両親にも申し訳ない気持ちになりました。


夫と結婚してからも、時々言葉の節々に私の学歴や知識がない事を言ってきます。

海外赴任中の今も言われました。それはまた別に書きたいと思います。




同じような学歴の同期も、私の夫とよく似ている経歴で、やはり同じように感じると言っています。


悔しいですね。



私は悔しくて泣きました。



知識がない分、自分で調べたり勉強している最中にそんなことを言われたもので、何だか気持ちがすーっと冷めていく感覚がありました。



娘には同じ思いをさせたくないし、息子には私のように傷つく言葉を相手に言ってほしくないなと、強く願いました。



※本当にスマートな方は、そんなことを気にされない方が多いと思います。



読まれて気分が悪くなった方、申し訳ありません。


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