レプリケーターとユーティライザー

レプリケーターはSFではなく、物理法則に従って動作する装置です。
食品や機械など全く違う物体であっても同じ粒子で構成されています。数が違うだけで、これらの粒子が原子を形成し原子が分子を形成します。

これらの素粒子の組み合わせにより食品や衣服やスマホなどを得ることが出来ます。レプリケーターは必要なものを得るために適切な組み合わせで素粒子を組み立てるためのものです。

レプリケーターで物を作成するためにはエネルギーと対象物を設定する粒子とその集合に関する情報が必要です。対象物に関する情報はスキャンすることでレプリケーターにアップロードされます。同様の原理が既に飲料の分子印刷技術で実装されています。あらゆる飲料が分子から直接印刷されます。要は適切な量の粒子を用意することです。

必要なオブジェクトを具体化するためにユーティライザー【ゴミ箱】が必要です。不要な物を入れて素粒子に分解し、素粒子をカートリッジに入れ、レプリケーターはカートリッジの素粒子と情報を使って、必要なのものを作成します。ゴミを処分して必要なものを手に入れましょう。

ユーティライザーがあれば食器洗いは必要ありません。すべてごみとして素粒子に戻しますから目の前には何も無くなります。レプリケーターとユーティライザーは小さな食器棚程度の大きさです。完全無害、無料、地球のエコロジーにも貢献、畑も産業も必要なく、美味しいものを食べられます。パンを食べたいときにボタンを押せばパンが出て来ます。

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