2021年、自由に外出できない2度目の夏を過ごすことになるとは思いませんでした。

とは言え外に出れないものは出れないので、のそのそと昔作っていた曲を引っ張り出してきて仕上げることをしていたら、9月は2曲も世に出すことができましたので、今日はその話をしたいと思います。

掻痒

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こちらは可不のオリジナル曲コンテストに出した曲です。
可不は、シンガーの花譜の声から作られたCeViO(広義のボーカロイド)ですが、びっくりするくらい良い歌声をしています。

この曲も、最初ベタ打ちしただけで十分歌えていました。
そこから色々と調整を行い、結果的には素の可不よりも落ち着いた声質での完成に至りました。

6分半もある曲はこれまでに書いたことが無く、自分の中に潜っていったら見えたものが歌詞になっています。

曲自体は3年前から作りかけで、歌詞の前半は3年前に書いたものをそのまま使っています。それに対する一つの答えを自分で返したようにもなっており、長いながらも満足のいく作品になりました。

1曲をじっくり6分半も聴いていただくのは作り手にとっては僥倖です。

聴いていただいた皆様、ありがとうございました。

ミラクルサイダー

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毎年できるだけ夏の曲を作ろうと思っているんですが、どうにも去年の曲を超えようと思うと難しい部分もあって。

今年はいっそのこと夏に囚われず、思いついたフレーズを元に作ってみようとして完成したのがこの曲です。

本当は7月くらいに投稿したかったんですが、どうしてこんなに時間をかけていたのか全く覚えていません。

9月頭には曲ができていたので、残りはロゴを作ったり、動画を仕立てたり。特に動画は久々に時間をかけました。歌詞動かしただけですが。

曲は聴いていただければわかる、ガールズロックに管楽器入れてワイワイする感じなのですが、イラストに注目していただきたいです。

よく見ると分かるのですが、いろんな変なサイダーを描いてもらっています。僕からのリクエストもあれば、あす缶せんせーの自作サイダーもあります。お気に入りのサイダーを見つけてください。

僕のお気に入りは、カニカマラムネです。案外美味しいかもしれない。

ちなみに作っている間にこんなものが発売されました。

僕が思っているものより強烈なものを先に出さないでください。

怖くてまだ飲んでいません。

さて、今年は2021年で、僕がボカロ曲を投稿しはじめてから9年目。つまり来年は10周年なのです。

10周年となれば、何かしたいと思いますよね。何をしようかな。

まあ、結局は原点に帰っていろいろな曲を作って挑戦する、になるのかなと思っています。

引き続きお付き合いいただければ幸いです。