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素行が悪かった幼少INTJ。

ある日の出来事学校
学校で悪行ばかりしていた私は、徐々に歯止めが効かなくなり、学校から親へ連絡がいく頻度も多くなっていきました。

ある日の学校の休み時間、私はクラスの女の子に暴言を吐いて、女の子を泣かしてしまいました。
なぜそんなことをしてしまったかというと、クラスの中で注目を浴びたかったためです。心のそこから腹が立ったとか、嫌いだったという訳ではありませんでした。相手の弱みやコンプレックスを嘲り、自分に近しいクラスメイトから笑いを取り、注目されたかっただけでした。

学校でも当然叱られ、家庭にも連絡がいきました。家にかえると、母に叱られました。母は泣いていました。普段は明るく、優しく振る舞ってくれる母が泣いているのを見て、私はその時、母にどれだけ大変な思いをさせていたのか、やっと気づきました。

心の変化
家族が生活していくために、寝る間も惜しんで働いてくれていた母に申し訳ないという気持ちと同時に、自分の情けなさを痛感しました。

そう思えたのも、他ならぬ母の優しさのおかげであり、母の優しさを感じるような出来事が日常的にあったからです。

母の涙を見たときに、私に与えてくれた優しさの光景がフラッシュバックして、ハッとすることができたのです。

それから、私は「人に迷惑をかけるのはやめよう」と考えるようになりました。単純な思考ですが、小学生の私なりに、見て、学び、心の底からそうしようと決めたことでした。自分の考えがいくら正しいと思っても、自分がクラスでどれだけ目立ちたくても、人を悲しませてはいけないということを学んだのでした。

学校生活の変化
学校生活で特に問題だったのは、先生に対する偏見と嫌悪です。先生は自分達に都合によく怒り、怒らなかったり、また先生が過ちを犯しても謝らない。許せない。と思っていました。偏見だという自覚はあるのですが、今でもうっすら間違いではないのではないか?と思っています。

では先生に対する怒りをどう鎮めたかというと、そういう自分の利益を優先する大人も大勢いるのだと解釈し、ある意味で悟りました。だからせめて、自分はそんな大人になるまいと決意することで、なんとなく心の収支が釣り合って、折り合いをつけれたのです。

あとは、単純に小5の担任の先生がよかったというのもありました。私の心境を見抜いて、導いていた気がします。今では感謝の気持ちでいっぱいです。

悩んで、もがいて、織り合いをつける
何が大きかったかと言うと、反抗的な態度を改善できたというのも大きかったですが、「織り合い」をつけるということを学べたことです。大人・先生に対する不満、それと母を悲しませたくないという想い。心の中で複雑に混じり合って、渦巻く感情を、精一杯の自分で受け止めて考えれたこと。なかなか良い方向に行かず、誰かを傷つけることもあったけれど、現実と自分の理想とのギャップに自分なりの解釈を身につけて乗り越えたこと。紆余曲折はあったものの、人に支えられて、大きく成長できた小学校の日々でした。

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