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こんな物件あったらいいのに

こんにちは、ハチノです。

今日は家好きなのに賃貸派の私が「こんな賃貸物件あったらいいのに」という気持ちを語ります。
前提として、私は新築住宅やリフォームのインテリアに関わる仕事をしていますが、不動産分野は「宅建は合格している素人」です。
なので大家さん側からの目線が欠けていると思います。
あしからずお読みいただければ幸いです。


成功した部屋探し、再現性はあるのか?

私は今賃貸のマンションに住んでいます。
このお部屋を借りる前は、次に住む家について本当に本当に悩んでいろんなことを考えていました。

前の家も気に入っていたのですが、
・子どもが成長して狭くなったためある程度広さがほしいこと
・子どもの就学が目前であり、次に引っ越す家は大きな出来事がない限り10年近く引っ越さない可能性が高いこと

月並みですがこの2点が我が家にとってもどうしてもネックに感じられるようになって引っ越すことを決めました。

そしてあれこれ考えていた甲斐があり、今の家を見つけて即決できとても気に入っています。

管理人もオーナーも柔軟に不具合の対応やこちらの希望を受け入れてくれるので助かっています。

しかしこの物件に出会えたことは本当にタイミングと運が良かったとしか思えません。
家を借りる側からすると、もうちょっとこちらからの努力で理想の暮らしに近づける選択肢が増えたらいいのにと考えたのでした。

場所が良くても住みたい物件はごくわずか

賃貸派の考え方の一つとして住みたい地域を優先した生活が送りやすいということがあると思います。私もそのうちの1人です。

そして地域の条件がいいと内装や設備が古かったり使い勝手が悪くても入居者がつけられやすいということもあり、オーナー側からしたらできるだけ経費をかけずに物件を廻したいということがあるのだと思います。(それもすごいわかる)

実際部屋を探した時に、場所はすごく良くても設備や間取りの条件が気に入らないものがたくさんありました。

私が個人的に特に注意していた設備はお風呂でした。
私は職業柄、我が家に本当に必要な機能だけを載せた安めでシンプルなシステムバスをプランする自信があります。
今の設備ははよくできていて、排水口周りの掃除がやりやすくなっていたり床の水はけが良くなっていたり、日々の手間を楽にしてくれるようになっています。

大家側からしてみれば手痛い金額でも、長く住むつもりなら自分が負ってもいい出費と思う入居者はいるんじゃないかな…

決して奇抜にしたいわけではなく、再現性のある賃貸のQOLが上げかたについてあれこれ思いを巡らせたのでした。

自分の欲しいものは他人の欲しいものでは無い、という問題

実際に大家側の立場の方ともお話ししていて、「DIYをOKにすると残置物の問題がある」ということを教えていただきました。

残置物というのは、退去の際にそれまでの生活で使っていたものを引越しの時に持っていかず置いていったもののことですが、もし入居者がリフォームをしたとするとそれも大家にとっては残置物になってしまうとのことでした。

確かに持ち主である大家さんの以降と全く合わない、自分たちが退去した後の入居者集めに苦労するような内装になるのは受け入れられないと思いますが、ある程度先に相談や取り決めを行った上で入居前にこちら持ちでリフォームOKの契約はできないのでしょうか。

シンプルに持ち出し無しで設備が新しくなったら大家さんにとっても悪くないのでは?と思うのです。

前に書いた食洗機のために水洗金具を取り替えましたが、ファミリータイプのマンションのためあれも次の入居者にとって悪くない設備だと思います。
そこを理由のひとつとして、オーナーさんからもOKをいただけました。


ちいさな設備取り替えではありますが、こんな風に賃貸派でも自分たちの暮らしに合わせていける物件がもっと増えたらいいのにな、大家さんと入居者が一緒にメリットを得られる咆哮で考えるリフォームの取り組みがあったらいいのにな、とつらつら考えたのでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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