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娘の必殺技 その名は………。

ドリルです。


先日 娘(4歳)の ひまりが僕に 必殺技を喰らわせてきました。
その威力は 洒落ではすみませんでした。
僕は 膝から崩れ落ち しばらく動けなかったのです。

すぐに その必殺技は 禁じ手として娘に封印するように言いましたが この事を忘れないように 一部始終をここに書き記しておこうと思います。



それでは、その一部始終をご覧ください。


……………

……………………

………………………………



「パパ、パパァ!!」



「んっ?どうしたん ひまり?」



「今日ね!アキちゃんと遊んでたらね。ひっさつわざ 教えてもらったの!」



「あぁ、ひまりが いっつも話してくれる幼稚園で席が横の女の子やね。」



「うん!アキちゃんな!めっちゃ強いねん!ホンマやで!ほんで めっちゃ大きいねん!パパより おっきぃで!」




「えっ?アキちゃん 4歳にしてパパよりおっきくて強いの?アキちゃんは グラップラーかな?グラップラーアキかな?
アキちゃんのお父さんの背中には オニのカオとかあるんかな?」



「えっ?知らんけど。アキちゃんに教えてもらった ひっさつわざをパパにやらせて!」



「ひまりの必殺技?いいよ!パパは いつ何時、誰の挑戦でも受ける ストロングスタイルやから ひまりの必殺技も受け止めたるよ!
因みに その必殺技に 名前とかあるの?」



「うん!カンチョーっていうの。」



「ほう?……浣腸。」


「うん!やっていい?」



「ひまりのそんなカワイイ指でパパの鍛え抜かれた 肛門をどうにか できると思ってるのが片腹痛いな……いいよ……かかってこい!
その代わり パパが ひまりの必殺技を耐えた時はコチョコチョの刑が 待ってるから覚悟しときや!」



「えぇー、こちょこちょ すんの?ふふっ、別に いいよ!ほなら カンチョーするよ!」



そう言うと ひまりが僕の目の前に立つ。



「えっ?浣腸やろ?後ろちゃうの?」



僕の質問が聞こえてなかったのか それとも無視したのかひまりは そのまま無言で少し腰を落とし上半身をヒネる。


そして、捻った力を利用し 叫びながら 真っ直ぐに掌底を繰り出す!!



「カンチョーォォオ!!」



『パァっん!』



僕の股間の辺りで何かが爆けるような音がした!!


いや……実際は そんな音なんかしていないのかもしれないが 確かに何かが爆けた!



「……………………カ、、、カンチョーちゃうやん……。」


浣腸がくるものだと 思い 肛門に思いっきり力を入れていた僕は 完璧に裏をかかれた!


腰の辺りから ドロっとした何かが ジワっと込み上げてくる。

僕は そのまま かわいく控えめな My エクスカリバーを押さえながらゆっくり膝から崩れ落ち前のめりに倒れ込み床に頭を押し付けると 変な汗が出てきてしばらく動けない!


「ハハハッ!パパっ!どう?ひまりすごい?」



「……ぜっ………アカン…………。」



「えっ?パパなんて?」



「絶対にアカんゾォオオ!!こんなことしたらぁああ!!!!」



僕がフリーザ様なら殺ってしまっていたであろう怒りで思わず叫んでしまった!



「う、……ウェ〜ん、………ごめんなさァい…。」



僕の叫び声とひまりの泣き声を聞いて妻が 何事か?と顔を出してきた。


「ひまり!どうしたん?」


「うん…パパがね。遊んでたらね。急にね。おこりだしたの。」


なっ!なんやて!……そうか…娘は まるで虫でも 潰すかのように 悪気なくMy エクスカリバーに掌底を放ったのか……なるほど、これは説明せねばなるまい。
いかに男性にとってエクスカリバーが大事なのかと言う事を!!



「パパッ!なんで急に ひまりに怒ったりすんのよ!!」



「いや、ゆみちゃん…僕も急に急所をやな………うん、まぁ 大きな声を出して怒ってしまったのは 謝るけど ここは ひまりさんにちゃんと説明しなアカンねん……。いいか?ひまり。」




「………うん。なに?パパ?」



「まず 大きな声で怒ったことは謝るは、ごめんなさい。でも、いくら遊びとはいえ 蚊を潰すかのように パパのエクスカリバーを潰したらだめよ。」



「おちんちん叩いたら 何で ダメなん?」



「目とか鼻とか股の間は 急所っていうて 当たるところが悪かったら ひまりの力でも 取り返しのつかない事になるかも知らんねん。
パパとか お友達の目が見えなくなったりしたらいややろ?

だから……

急所攻撃。ダメ!絶対!!


わかった?



「うん……でも アキちゃんは するよ?」



「ああ……アキちゃんは グラップラーなんやろ。


この話の本当度 80%

ひまりの話を信じるならば アキちゃんは グラップラーなんでしょうが 僕はどうも信じ難いので80%にしておきます。


僕も少林寺でアイアンクロッチさえマスターしておけばよかったのでしょうがまだまだ修行不足です。



よし!明日から ……いや!今日から!毎朝 この動画のように 家の前でエクスカリバーを鍛えるぞ!!


そう、まるで刀鍛冶のように!!


それでは いってきます。


エクスカリバーァア!!!!


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サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!