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ビジョンについて色々考えて、結局答えが出なかった話

ここでいうビジョンというのは、会社のビジョンのこと。

最初からずっと同じビジョンが続く企業もあるけど、そうじゃない企業もあると思う。途中から事業やサービスの流れに伴って最適解を出していくところも多い。

後者において難しいのは、会社にそのビジョンを浸透させることだと思う。ある程度の規模になった会社で浸透させていくのは結構難しい。その大切さを社員全員が理解してる会社ならこの壁は乗り越えれるが、そうじゃない会社って多いのかなと勝手に思ってる。

誰もがビジョンを意識しているのなら話は早い。
ただ、目の前にある仕事だけを作業的にこなす社員、数字だけをおって結果が出せればなんでもいいと思ってる社員。
いろんなタイプの社員がいる中で、後発的に決められたビジョンにそった社員に育成していくのは難易度が高いなと感じる。

ビジョンが決まれば、それに合う人を採用していく。評価制度がしっかりしてれば、そういう人は評価され、古い人も変わざるを得なくなる。
でも、人はそんなに簡単に変われるものじゃない。保守的だった人間はその保守性から簡単には抜け出せない。
今まで数字だけを追って来た人はずっと数字をおい続けるのである。
それに、会社の評価制度がしっかりしてないと、ビジョンはいつまでたっても浸透しない。形式だけのものになる。そして、何より無駄な摩擦がおきやすい。

息が長くなってきた会社で起きがちな、新参古参問題もこれによく似ている。後から入ってきた人が優秀なのはよくあること。ただ、その新参もいつかは古参になる。新参だろうが、古参だろうが結局会社のフェーズに合わせて、自分を変化させて成長していける人が一番強い。
これも、会社がどういう人を評価していくのかはっきりしてれば、どこかで結論は出る。

とはいえ、人生におけるプライオリティは人それぞれなのである。仕事がただ食べていくための作業だと思ってる人にとって、そのための成長は何よりもプライオリティが低い。そういう人は、そういうビジョンの会社にいくのがいいと思うが、そんな人ほど自分から辞めることはほとんどない。

当たり前だが、全員がビジョンを意識した会社は、めちゃくちゃ強いと思う。

こういうところにストレスを感じてる人の選択は2択で、自分がそのビジョンを浸透させていくためにひたすら頑張る、もしくは自分にもっと合う会社を探すになると思う。

もちろん、前者の経験はものすごく大きいものになると思う。ただ、ハードルが鬼高い。その時間と行動力を他のものに当ててもいい気もする。

ちなみに、私の人生においての大事なことの一つに、自分の成長というのがある。自分が成長できたと実感した時が一番嬉しいし楽しい。ここまで読んだら、こいつめっちゃ仕事好きやんけ!って思う人もいるかもしれないが、そうではない。仕事しなくていいなら、仕事はしないと思う。5000兆円欲しい←
でも、人は大人になると働いてる時間が大半を占めることになる。なのに仕事が辛いとか、流石にしんどすぎる。なので、少しでもその仕事が楽しくなるようにしているだけなのだ。仕事で成長できたら、私はそれが自分にとって嬉しいし楽しみになる。だから、仕事辛いまま頑張ってる人みたいな生き方ができない。

これは、自分が好きなことを仕事にしているからで、そうじゃないことを仕事にして頑張ってくれている人たちがいるから成り立ってるだけなのだけど、、

話がそれてしまったが、そういう会社はどうやってビジョンを浸透させていってるんだろうなぁ、、と、考えている。
意外と形式だけのビジョンになってしまってる会社も多いのかな、、うーん

難しいぜ、、

おわり

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