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なるようになるから気楽にいこう

何の話かと思えば、これは私の人生振り返りである。今つらいなーって人とか、こんなやつでもなんとかなってると思って、少し気が楽になると嬉しい。
とかそれっぽいことを言ったけど、とどのつまりちょっと今までを振り返ってみたくなったのだ。

同じように育てれば、私みたいなのが育つかもしれないし、育たないかもしれない。早速、子供時代から振り返っていく。


言われた通りに行動する模範子供時代

今思うと真面目を演じていた気がする。可愛くない小学生だった。教育に熱心な親によって、毎日の勉強メニューがノート5ページほどにまとめられていた。部活後ヘトヘトになって帰宅、それをこなす毎日はつらいものがあったけど、どこの家庭もそうなのだと思っていた。この時期に一番言われた言葉は、「早く勉強しなさい」である。
他の言葉は覚えていない。言われた通りに過ごし、言われた通りに、、カオス

トゲが出はじめる高校時代

言われてきた通りに過ごす人生がつらくなった。この時期から、自分の考えとか想い、好み尊重するようになった。何をするのか、なんでやるのかを強く意識してたような気がする。ただのワガママも含まれるけど、ワガママというのが自分にとって新鮮なものだった。
この時期に、自分の中の大きな何かが1つ弾けた。色々あって大人の世界は、こうなのだとがっかりした。カオス

技術にのめり込みすぎた専門時代

進路はかなり迷ったが、技術職がいいなーという軽い気持ちで美容師を目指す。極度の人見知りだったので、それも治したいなというのもあった。よく人見知りは甘えだと言われるけど、これでもかなり改善したのだよね。昔はコンビニのレジでお金を払えなかったのだ。
この時から極端なタイプで、実技練習にのめり込む。休み時間、放課後、夜中、早朝と練習しまくる。練習し過ぎて、国家試験課題は先生より上手くなってしまい、先生の言葉に重みを感じなくなってしまった破天荒。授業を受ける理由を見出せなくなる。
なぜか校内コンテストでは、力が発揮できず全てのコンテストで入賞止まり。自分に失望し、ここで2つ目の何かが弾けた。カオス

典型的な出る杭打たれる美容師時代

結果的に、世界的大手のサロンに入社。カラーリストを目指す。この時も練習の虫になり、マッサージやシャンプー指名客の人数で1番になる。
しかし、体育会系で理不尽、強烈な上下関係、理不尽に疲弊していく。間違ってると思ったことには、ついつい意見を言ってしまい出る杭うたれまくる。3年が経とうとした時、色々な事があり辞めることになった。ここでも自分の中の何かが弾けた。カオス
※お店と時代にもよるので、昔話だと思って下さい。

次にやる事も決まらずあてのないフリーター時代

辞めて1ヶ月は、浴びるほどお酒を飲んでいた。やけ酒!と言うわけではなく、フラッと行った居酒屋さんでとても良くしてもらい、常連さんたちとも仲良くなって、たくさん遊んでもらったのだ。カルアミルクだけを飲んでいた。
何がしたいのか、どうなりたいのか全く思いつかず、不安だったしすごく焦っていた。専門職ということもあり、他の仕事に転職しづらさも感じていた。とりあえず夜勤でアルバイトをしていた。
この時期はプライベートで色々あり、例の如くまた何かが弾けた。生きているとつらいことが多い。
ふと、進路選択でデザイナという候補があったことを思い出し、日中スクールに通いはじめる。生活がカオス

デザイナとして進み出すも税金地獄時代

今の職場にアルバイトで入社した為、夜勤時代の収入を大幅に下り、税金の闇をみる。届け出とか色々出せばよかったのだろうけど、社会を知らなすぎたツケが回ってきた。週5で今の会社で働きながら、週5で飲食店でバイトしていた。このバイト先が中々で、また何かが弾けてしまう。シンプルに地獄だった。カオス

やりたい事の裾をつかんだ気がする今

この辺りで30代を迎えるのだけど、20代の頃とは違って、ちゃんとやりたい事が少しずつみえてきたような気がする。
色々な事を経験して、忍耐力や精神力、継続力は色々弾けた事で強くなったなと思う。

正直30歳なるまで、無茶苦茶しんどかったなーと思う。毎日しんどくて、しんどいしか出てこない。ここに書いてないしんどい事も、沢山あって、ホント前半に畳み掛け過ぎ。寿命まで持たないんじゃないかなと思った事もあった。20代でこれだけしんどいのだから、この先どんな過酷しかないのかと怯えた。

きっと、他の人もつらいことはたくさん経験してると思うし、私以上につらい経験してる人もいると思う。けど、つらいもんはつらいのだ。人生は比較するもんじゃない。

ただこれだけは言えて、たくさん遠回りしてデザイナになったけど、無駄な事は1つもなくて、今の自分の考え方や在り方はこれまでの経験で培った全てなのだなと思う。

色んなことを経験するほどに、それに満たないようなネガティブは、大した事なく感じるし、対応も出来るようになる。どんな些細な事でも、自分の中に経験として残るのだ。それに反して、嬉しい事は何度経験しても嬉しい。
そして、知らない事を知るたびに自分はまだまだだなと感じ、可能性にワクワクする。何も進めない時期もそれはそれでよしとなる。
成長できたと実感するのは、成長できてないという事を知ってるからにすぎない。

あとわかった事としては、全く関係ないジャンルに転職しても意外とやれる。私でもやれたので多分誰でもやれる。転職先に迷ってた時は、大学に行っておけば楽だったのかなと考えたこともあったけど、それが全てでもないなという結論になる。どの選択をしても、その前には必ず道があるし、道がなくても光がどこかにある。
結局は、自分がどこに向かいたいのかだけだった。私にはなりたい自分があるから迷わずに進めている。ただ、どこに進んでいいかわからなくても、流れに身を委ねる事も出来たし、立ち止まる事も出来た。

だからさ、今すごいしんどいなーって人も、30歳になったら道が開けるかもしれないと思ってさ

少しだけ肩の力抜いて気楽に行こうな。
そして、カフェラテでも飲もうな。

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