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男性産婦人科目線で書かれた、妻が妊娠したら読む本

対象:プレパパ、プレママ、その他
まとめ:荻田先生の書籍は、プレパパは是非読んでみてください。現役産科医ならではの内容でとても勉強になりますよ。

みなさん「コウノドリ」って漫画、またはドラマをご存知ですか?
鈴ノ木ユウさんの著作で産婦人科を舞台にした漫画です。
2012年から講談社の「モーニング」で連載が始まり、2016年には講談社の講談社漫画賞を受賞しています。

2015年にはTBSにてドラマ化もされ、社会に大きな反響があった(と私は認識しています)。

そのコウノドリの主人公「鴻鳥サクラ(こうのとり さくら)」のモデルとなった医師がいます。その方が「荻田和秀」先生です。

現在は、りんくう総合医療センターの産婦人科部長として働かれているようです。

その荻田和秀さんの著書「ダンナのための妊娠出産読本」です。

この書籍の何がいいって、全般関西弁で読みやすいってことなんです。←
いえいえ、それ以外に、やっぱり産婦人科としての目線がとても貴重だなと思います。ファザーリングジャパンさんの本や、マドレボニータさん監修の本も何冊も読みましたが、さすがに「産婦人科目線」ではないんですよね。(当たり前か)

その「(女性が)産む」「(子どもが)産まれる」現場をたくさん経験しているからこそわかることがあると思うんです。
逆に子育て関係に関しては、現在のエビデンスより少し古い話をしている部分もあるので、主に「プレパパ」や「結婚していつかは子ども欲しい」という男性、女性が是非読まれると良いと思います。

ざっくり目次を記載します
1:父親になるって「自分、どないやねん」
2:嫁ハンに山あり谷あり40週
3:ダンナも知るべき「お産のリスク」
4:「イクメン」ってなんやねん!?
5:産科医のクライアントは赤ちゃん

1:父親になるって「自分、どないやねん」
ざっくり妊娠から出産までの女性の体内の話。特に妊娠から出産までのリスクやつわり、栄養素、母体の変化、などに対して触れています。
「安定期なんておません」「マタ旅はやめなはれ」「つわりは必ず治まる」といったリスクの話もあれば、「禁煙」「禁酒」「(旦那の)夜の飯に付き合わすな」といった生活習慣の話もあり、さらには産科医らしく「風疹未接種世代問題」「ワクチン接種」「インフルエンザワクチン」などに関しても触れています。割と幅広く触れられているので、まずプレパパになった時に1冊目読む最初の章としてわかりやすいと思います。

2:嫁ハンに山あり谷あり40週
ここでは具体的に妊娠の40週に起こることや気になることを記載してくれています。
「嫁ハンと妊婦健診に行ってみよう」「性別は産まれるまでわからない」「セックスは無理強いしない」「胎動を感じてきたらベビートーク」
さらに、産科医としてエビデンスベースで情報を!ということで世にある迷信などを切ります「あれダメlこれダメに根拠ナシ」「飲んだらアカン薬は多くない」「自己判断で市販薬は使わんといて」
そこからお産に対する考えを「イベント化するお産にモノ申す」「病院選びは安全第一」「病院の提携に要注意」「病院は都市部が万全とは限らない」
こういう情報は適当な書籍ではかかれない場合が多いので、医者自身が書いているもので安心感もあり、勉強になりました。

3:ダンナも知るべき「お産のリスク」
妊娠期間の情報の次は、「出産」に関してです。ここはまさに産婦人科だから書ける内容で大変勉強になります。出産時のリスクなどをそれぞれ記載してくれています。
「子宮外妊娠は流産と同じ」「流産は意外と多くて約15%」「自覚症状がない稽留流産」「出血や破水で気づく切迫流産」「妊婦に持病がある場合」「妊娠を期に発症する合併症」「出生前診断は夫婦で決める」「働き者の嫁ハンに注意」「帝王切開は赤ちゃんのワープ」「帝王切開でも立派なお産」「立会い出産でそばにおって」「親の付き添いマイナス5割」
ここら辺の情報は様々な書籍を読んできましたが、この本が一番リアルな記載をしていると感じます。
私が産後の妻のケアをしっかりとしないと!と思ったのも、第二章、第三章を読んでの影響だと思います。

4:「イクメン」ってなんやねん!?
第4章は「イクメン」に対して切り込んでいくと思いきや、そうではなく、育児をする親として、こうすると良いで!とかここは気をつけてな!と医者としてのコメントを記載しています。ここも関西弁の軽快なリズムで読めるので大変面白いです。
「父も母も赤ちゃんも、全員一年生」「40週かけて父になればいい」「赤ちゃんの体は以外と強い」「温度だけ気を配っておけば大丈夫」「ワケもなく泣くためし泣き」「嫁ハンが陥る育児雑誌症候群」「自責する嫁ハンを救うのはダンナ」など、、、

5:産科医のクライアントは赤ちゃん
そして、最後は荻田さんが産婦人科を選び、そこで仕事をする中で感じていること、考えていること、思っていることなどを記載しています。
ここは是非書籍を買ってご覧ください。

ざっと紹介しましたが、いろんな書籍がある中で、やっぱり現役産科医が言う内容って信頼性が高いなぁと思うワケです。
私は妊娠、出産、産前産後などの情報をネットや雑誌にはほとんど頼らず、書籍からインプットをしていましたが、PV数稼ぐためにいろんなことをやっているサイトが散見されるなか、本物の情報はとても大切なものだと思います。
もちろん、エビデンスベースであることは、それが正解であることとは違いますし、統計データであれば、分布のどこにいるかという話だけで、平均の真ん中にいる必要もないと思っています。
エビデンスをどう捉えるかはとても重要ですが、そもそもエビデンスすらない情報に踊らされないように気をつけようと思っています。

私のnoteも、なるべくエビデンスベースでご紹介をしようと思います。

今日は久しぶりに妊娠、出産に関してでした。

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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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おすぎ@育休中

メーカーのプロダクトマーケ。NPO二枚目の名刺を経て、大師ONE博実行委員会、Papa to Childrenに参画。写真家、メンタルコーチ。学び、個々の価値観、創発、場作り、地域、夫婦と子どもと家族、幸福、コンテキスト、通り過ぎていく幸せな日々を残したい。現在第一子半年育休中。
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