遠藤葉月

いいかんじです https://twitter.com/hadukinainai

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「はるのはなしをやめようよ」について

「はるのはなしをやめようよ」は、「あなたはまるで、はるの花」という大切な詩のフレーズから借りました。 ずっとこのタイトルで、アルバムが作りたかったです。だってね、はるのはなしをやめようよって、だんだん思わなくなったから。でも、忘れたくなかったからつくりました。あと普通に、アルバムをつくってみたかった。 全てが自分の中で満足のいく形にできて、本当によかったです。 言葉も歌も絵も音も、今の自分にとって完璧にできました！ このアルバムは、全部がつながっていて、ひとつの物語にな

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    • わたしの虹には決まりがない

      「はるのはなしをやめようよ」の全部の物語をまとめたみたいな、とっても大きなうたです！ つまりは全部これってことです。 だから誰も文句言うなよ！ってことです！ わたしが言う、好きな人が言う、 キラキラした言葉も、悪口が含まれているということ。 それを分かっていても、願い事があること。 それが嘘になるかもしれないこと。 わたしとあなたは一人ずつということ。 わたしの虹には決まりがないということ！ はづき、誰のためにも歌ってないです。 だから、託されたって困ります！ 歌いたく

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      • 太陽

        太陽みたいな人のこと、ずっと怖かった だってなんかまぶしいから… かわいそうって言われて、かわいそうってなんだよって思った。 わたしをかわいそうって思うなんて、かわいそうって思った。 あれ！？って思った。こわくなった。 嫌な感じのあの人のこと、嫌だから睨んだんだけど、悪口言ったんだけど、おんなじだったみたい。 まっすぐに睨んだつもりだったの。 まっすぐのつもりで、守るからねって、ばかにするなよって、ぜんぶ、本当に思ってたんだよ。 この気持ちを隠さずに、この歌をつくる

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        • amenoiro

          雨が降ったらみんな、 いっ一せーので洗濯物しまうのに、 はづきだけ置いてけぼりで、誰も知らない、濡れたはづきの服の色を見てつくりました。 好きなものは好きだし いやなものはいや！ そうやって言えるから今はづきはかっこいいんだけど、 勘違いだったから恥ずかしかったこと。 勘違いだったら嫌だから、うまく言えなかったこと。 置いてかれるのが、こわかったこと。 こわかったから、逃げたこと。 本当は少しだけ、嘘ついたこと。 あげたらキリないこんなことたくさんあった。 いまこうやっ

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        「はるのはなしをやめようよ」について

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          ほんとうはやさしいこ

          ほんとうはやさしくない子って、あんまりみたことない…。 おしゃべりでも、無口でも、いじわるにみえても、ほんとうのほんとうはやさしいよね。 だから、誰にも見えないところで遊びたい。 仲間に入りたいんじゃなくて、友達になりたいって言ったんだよ！ そう思うことたくさんある。 どこかに属してなきゃいけないわけ！ どこにもいたくないよ！ どこにもいたくないの！ 常識がなってないっていうなら、 教えてあげればいいんじゃない！ いじわるなほうが負けだから、てめーの負けなんじゃない！

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          ほんとうはやさしいこ

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          えのしま

          「えのしまってどこ？」ってきいたら、 「上のほうだよ」って教えてもらったの、 うれしくてつくりました。 この歌は、かなり 詩 で、すごくお気に入りです。 はづきってなんにも知らないよ〜ってうたです。 なんにも知らないから知ったこと。 なんにも知らないから思ったこと。 なんにも知らないからあった会話。 えのしまのこと、 上の方ってことしか知らなくて、 夢の国なんかなあって思ってます。 最近えのしまには人が住んでるって知ってウケました。てことは家あるんか… いつか行って

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          えのしま

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          まちがえて無敵

          はづきにとって一番大切なことに気がついたときの歌です！はづきってぜんぶこれです。 マジいっぱい間違えて最悪！もういや！ と思ってたけど、 間違えまくったからもう間違えるのなんにも怖くなくなって、無敵になりました！ 全部あきらめたから、なんでもできるようになりました。 あと、誰も悪くないっていうことも気がつきました。 いじわるな人も、間違えただけ。 はづきも間違えたことたくさんあるくせに、いじわるっていってごめんね。(本当は少しだけむかつくけど) 誰も悪くないからさ、は

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          まちがえて無敵

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          くろいやつ

          墓石って高すぎる、 しんでからそんなのいらんすぎ！ とおもってつくりました。 くろいやつっていうのは、道で死んでた動物だよ。 なにもできなかったはづきのこと、怒ってるかも。 この頃、自分のことをずっとみじめだと思っていて、 死んでからもどーせみじめなんでしょって思っていたから、こんなの作ったんだとおもいます。 こんなのとか言うけどこの歌はかなり物語みたいになっていて、自分がどんなものをつくりたいか、ここから少しずつわかった気がします。 物語だから、思い出じゃなくて、

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          くろいやつ

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          やさしくいたい

          すきにしたいけど、やさしくいたい！ それがむずかしくって、つくりました。 これはそのまんまの歌で、 とってもかわいい歌！ でも、少し泣いてる気がする！ そのまんまだからね、泣いたりもするね。 犬にも人間にも、みんな勝手に名前つけるよな。 はづきって勝手にはづきになってたんやが！ みんなさ、名前つけたくて仕方ないみたい。 ばかじゃないの？ …じゃなくて すきにしたくて、やさしくいたかっただけだよね。 はづきが名前をつけた犬、チェリー。 夢の中で名前をつけた犬、ベル。

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          やさしくいたい

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          自信作

          誰でも持っていっていいシール。 てきとーにときめいて、 てきとーにもらって、 てきとーなところに貼る！ 誰かががんばってつくったんかな？ 思いついて、下書きして、シールにして、置いてもらったんかなあ。 その人にはもー会えんのかな 本当はずっと前の自信作で、 もう全然違う気持ちになって、捨てたいんかな。 誰かのところにあったらうれしいなって願ってるのに、誰かのところで剥がれちゃっとるんかな。 もー死んじゃってるかな… さびしい… 誰かのさびしいうたなんて、 きっともうな

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          おやすみ

          「頑張ってね！」ってやさしい人に言われたとき 「頑張ります！」って言っちゃって、 「頑張るって言っちゃった最悪…」って思ってつくりました。 またねってうれしいけどこわい。 がんばってねってうれしいけどこわい。 好きもありがとうもごめんねも、本当はこわい。 全部の言葉、いい風に聞こえるし悪い風に聞こえる。 心による。 悪口は全部に付属済みだから意味ない。 心による。 やさしくしてもらったのにごめんね。 やさしくしてくれてありがとう。 眠れないのはやだ！だって眠いから！

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          どれみ

          「このうたは何色なの？」って聞かれて、 うまく答えられなくて、くやしくって、 「は？そんなんねーから！黙れし！」って思ってつくったよ。 怒ってないよ。 「色ないよ〜」っていえばいいのに、なんか言った方がかっこいいかな…とか考えちゃって、かっこよくないの嫌だから悔しくなっちゃっただけ。 勘違いのままで捨てても、 分からないままで怒鳴っても、 そうしたかったら、そうすればいい…と思う。 からそうしてる。 あーん捨てちゃった最悪(T . T)とか、 けんかするんじゃなかった(

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          小さすぎる小鳥

          はづきは小鳥だったんだと思ったんですよ。 いつもいつも、全部わかった！っておもうのに、ひとつだけわかってて、あとのことは何も分からないまま、嬉しそうにしてる。 自分の住んでる宝箱の中が、見つけた宝物だけが、世界の全部だと思ってたの。かわいいよね(T . T) マジでかわいいと思う。 分からないことに気がついて、びっくりして恥ずかしくって泣いちゃった〜ウワ〜怖いよ〜 マジでかわいすぎる。 でもわかった！って思ったことは本当だから、 いつも本当のことを言ってるんだよ！

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          穴をください

          わたしの不安と、わたしじゃない人の不安を合わせました。 これはかなり自分の中で珍しい作り方したかも！ 「歳をとるにつれて、心があんまり動かなくなるのが怖かった」ってきいて、想像できなさすぎて、えー？って思った！ わたし心動きまくるから、いっぱい考えて、勝手にどんどん穴掘って、戻れなくなって、意味わからんとこで、えーんって泣いとったりするんやけど、もうこれは癖になってるから割とそれに慣れたりもしていて、むしろおんなじことの繰り返しで安心するくらい！ それができんくなるって

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          穴をください

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          世界でいちばんすきだよ

          これをつくったときから、なんか起き上がった！ ずっと眠ってて、ようやく起き上がった！ 泣いたのは全然あくびで、それを食べただけ。 うれしくてうれしくて、笑ったよー。 「はるのはなしをやめようよ」ってずっと思っていたのが、おわったの。 だからずっと残しておきたいって思ったの。 世界でいちばんすきだよっておもったのが、なくなりそうだから、うわ！って、すごく慌てた！ なんかめっちゃ面白かった！笑った！ わたしがろうそく消したかった。 本当にいつでもよかった。 秘密を守っても

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