優しくしてくれてありがとう

土曜日は、Lex&Coであったmeet upの英語のイベントのPizza Partyに参加してきました。そして、日曜日は、私のライフワークの1つである、「違いを認め合える会」CrossradsのイベントのShaved Ice Party(かき氷パーティー)を、カウンセラーの妙さんと一緒に主催してきました。今日は、それらのイベントから得たもの、感じたことについて書きます。


素晴らしかったPizza Party

土曜日は烏丸松原にあるカフェLex&Co であった、Pizza Partyに参加してきました。Lex&CoのPizza Partyに参加するのは、これで2回目です。Pizzaとフライドポテト、フライドチキンやサラダ、それにナッツやマシュマロなどの食べ物がついて、参加費はなんと1000円!飲み物は別ですが、かなりお得な英語のイベントでした。しかも時間も6pm-9pmと、ゆっくりできる設定。

いつも行くLaundry Cafeの常連メンバーも来て、とてもフレンドリーでリラックスした雰囲気でした。

もちろん、新しい方とも知り合いました。NYからきている元編集者の男性や、イギリスの大学のオンラインの留学生である方(国を忘れてしまいました)や、日本語学校に通うイタリア人の方などなど。とても素敵な方達と出逢って、英語でのコミュニケーションを楽しみました。みなさんとライン交換をしました。

とくにNYから来た元編集者さんとは、映画や本や、アートの事で話が弾みました。そして一緒に美術館に行く約束をしました。(私は障害者手帳を持っているので、私と同伴者が無料で入場できるのです)

石川和男先生が「すぐやる技術」という本を出版されていますが、お友達作りにおいては、私は「すぐやる」を実践しています。ライン交換したら、その日の内か翌日にはメッセージを送るようにしています。
「今日は話せてうれしかった」
「またお会いしたい」
といったメッセージを送っています。たいていの人が、返事を下さいます。
お友達の輪を広げる大作戦です(笑)

そして、Party に参加されているほぼ全員の外国人の方に、私と妙さんが共同主宰している、「違いを認め合える会」Crossroads のチラシを渡すことができ、会やイベントの説明をすることができました。興味を持って下さった方も何人かおられました。

主催の方にもチラシを渡したら、
「素晴らしい会ですね。よければチラシをお配りしましょうか?」
と言っていただきました。すごく嬉しかったです。

フレンドリーで、オープンで、温かくて。本当に素敵なイベントでした。また参加したいと思っています。英語のブラッシュアップのためというのもありますが、人と出逢う事が楽しいのです。そして、Lex&Coのホストの方やスタッフの方の温かさが、とても心地いいのです。

イベントが終了してから四条烏丸まで歩き、バスに乗って家に帰ったら、10時を過ぎていました。服を脱いで、下着姿のまま寝てしまいました(笑)。疲れていたのかな?でもそれは、とても心地いい疲れでした。


Crossroadsのかき氷 party

そして日曜日は、妙さんの家で、「違いを認め合える会」Crossroadsのかき氷パーティーをしました。毎月第3日曜日の12pm-3pmに妙さんのお宅で集まりを開いています。

Crossroads では、季節の食文化を取り入れた、おいしい食事と温かい対話を楽しむことができます。

お互いに自由に議論できるコミュニティーを作ること。心を開いて、愛を抱いて、希望に向かって共に楽しんで生きていくこと。そのための出逢いと交流の場になることを目指して、活動を続けています。活動を始めてから、3年目になりました。

今回は、初めて参加してくださった方がたくさんいました。5か国語が話せるというカザフスタン人の方や、今日、いきなり参加表明をしてくださった中国人の方や、フランス人の方や日本人の方も初参加でした。何度も来て下さっているフランス人の方や、日本人の方、そしてもうすぐ帰国してしまうタイ人の方も参加してくださいました。

外国人の方は、かき氷作りに興味津々。動画を撮ったりされていました。

話もすごく弾んで、本当に楽しかったです。私も英語でけっこう話せました。


みんな違って、みんないい!

「違いを認め合う会」Crossroadsの活動をしたいと思ったのは、私自身が「違い」を認めてもらえないことに苦労した経験があることからです。

22歳で、京都のような大都会から、中国山地の閉鎖的で封建的な小さな町のお寺に嫁いだ私。周りに溶け込むことに、本当に苦労しました。町の人から見たら、私はよそ者、「違った」人でした。

そして、34歳で、統合失調症を発症した私は、「普通ではない」、「違った人」になってしまいました。その事にも、ずいぶん苦しみました。生きづらさを感じていました。

「私のような生きづらさを抱えている人はたくさんいるのではないか?」
と、思いました。

国籍が違う。文化が違う。バックグラウンドが違う。年代が違う。そして、病気のある、無しが違う。私たちは、みんな違っているのです。そんな違いを認め合い、お互いにリスペクトし合えれば、きっと優しくて、温かくて、素敵な社会を創ることができると思うのです。

金子みすゞさんの詩にあるように、
「みんな違って、みんないい!」
なのではないでしょうか?


優しくしてくれてありがとう

今日のブログのタイトルの「優しくしてくれてありがとう」は、もうすぐタイに帰国するタイ人の青年が妙さんに言ってくれた言葉です。

「日本で働きたい!」という夢を持って、日本で日本語学校に通って学んでいた彼。そんな彼が、CrossroadsのBBQに参加したときに、私に、
「日本人は冷たいです」
「タイに帰りたい」
と打ち明けたのです。そのことを妙さんに伝えたら、妙さんは。じっくりと彼の話を聞いて下さいました。

それから、なかなかお会いできなかったのですが、9月にタイに帰国する前に、かき氷partyに参加してくれました。

他の参加者の方達と、楽しそうに話していた彼。なんかホッとしました。

そして、妙さんが、かき氷partyの後で、彼のお別れ会をして下さり、妙さん作のパスタをみんなで食べながら、色々と話しました。彼も日本語でたくさん話してくれました。

帰る間際に、妙さんとハグした彼は言いました。
「優しくしてくれてありがとう」。
その言葉は私の心に沁みました。

彼の日本での暮らしは、いいことばかりではなかったのかもしれません。辛い思いや、淋しい思いをしたのかもしれません。

でも、妙さんと私がやっているCrossroadsが、少しでも彼の心を優しく包むことができたのなら、それは、とても嬉しいことです。

「優しくしてくれてありがとう」
なんて素敵な言葉なのだろう!

これからも、頑張ってCrossroadsの活動を続けていきます。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。


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