つながり

2泊3日の東京旅行

元夫

母の49日の法事があったので、東京に行ってきました。弟の家に2泊して、昨日帰ってきました。今回のブログは、その旅で得たこと、感じたことを書きたいと思います。

私の母は、育ての母です。14歳の時に父と再婚して、私の母になってくれまました。6歳年下の弟は、母の連れ子です。3歳下の血のつながった弟もいるのですが、今回の法事には仕事の都合で来られませんでした。

元夫は僧侶なのです。私は大学4回生の時に元夫と結婚して、中国地方の山間部のお寺で17年間暮らしました。そして、二人の息子を授かり、二人が15歳と13歳になるまで育てました。

私が統合失調症を発症して、入退院を繰り返して、お寺で療養したりしていたのですが、なかなか病状がよくならず、元夫から、
「離婚しよう。私はこれ以上あなたを支えられない」
と言われました。離婚して、いったんは実家のある東京で一人暮らししました。仕事がなかなかうまくいかずに、病状が悪化して、伯母を頼って京都に戻ってきました。

今は一人暮らしをして、働けるまでに回復しました。

元夫とゆっくり話すのは、約15年ぶりでした。遠くまでお参りに来てくれたことへのお礼を伝えました。そして、息子たちを育ててくれたこと、息子たちと交流させてくれることへのお礼を伝えました。本当に元夫には、感謝の気持ちしかないのです。それを素直に伝えることができました。

「元気になったんだね。よかった」
と元夫は言ってくれました。
「体に気をつけてくださいね。今日は本当にありがとうございました」
と、私は元夫に言いました。

辛いこともいっぱいあったけれど、元夫に愛されて、息子たちと幸せに暮らした日々もありました。そんな日々が胸によぎったのですが、後悔とか、未練とか、自分を責めたりという感情はわかず、ただ素直に感謝の気持ちがわきました。


Kyoko Iwataさんに会いに新橋へ

法事が終わって、元夫を東京駅まで送ってから弟や弟のお嫁さんと色々話してゆくりしてからは、Clubhouseでアクティブリスニングのルームを開いておられるKyoko Iwataさんに会いに、新橋へ行きました。

方向音痴の私。
「新橋~?行けるかな~?」
と不安だったのですが、Kyoko さんには、とてもお会いしたかったのです。弟たちに新橋への行き方を聞いて、会いに行ってきました。

Kyokoさんに直接お会いするのは2回目。前回は赤羽さんのイベントでお会いしたのですが大勢の人がいて、そんなにゆっくりお話はできませんでした。だから、ゆっくりあってお話しするのは、今回が初めてでした。

いつもルームで、私の話をアクティブリスニングで、優しく聞いて下さるKyokoさん。お会いしてお話してみて、
「やっぱり素敵な方だなあ~」
と思いました。アクティブリスニングを教えてくださったことへのお礼をお伝えしました。アクティブリスニングを学ぶようになって、私は変わったからです。良い方向へとです。

二人でゆっくり話すことができて、とてもいい時間を過ごすことができました。


同級生ともんじゃ焼き

「そうや!東京の同級生にも会いたい!」と、思った私。中学高校時代の同級生が何人か東京で暮らしているのです。グループLINEでみんなに連絡してみたのですが、突然すぎて、みんな無理。
「やっぱり無理やんな」
と思っていたら、友達の一人が、「会える」と連絡をくれて、月島でもんじゃ焼きを食べながら話しました。

友達も母を癌で亡くしています。お互いの近況や、母についてや子供の事など、いっぱい話しました。本当にいっぱい話しました。

高校生の時は、よく一緒に遊んだ私たち。大人になってからも旅行に行ったり、ご飯を食べたりしました。でも、二人きりで会って、じっくり話すのは今回が初めて。とても深い話ができました。

相変わらずしゃべりすぎてしまう私ですが、アクティブリスニングを学ぶようになってから、以前よりは話を聴けるようになりました。

お互いの母の事を思いだして泣いたり、昔遊んだことを思い出して笑ったりと、忙しかったのですが、とても濃い時間を過ごすことができました。


傳々で焼き肉

その日の夜は、Clubhouseのシモトリさんのゼロ秒思考のメモ書きのルームのお友だちと、月島の弟焼き肉店、「傳々」でご飯を食べました。

Clubhouseでお声を聴いたり、Zoomで話したりしているのですが、お会いするのは初めてという方がほとんどで、少し緊張していました。

でも皆さんいい方ばかりで、すごく楽しい時間を過ごすことができました。

ピアサポート団体のピアサンクスの代表理事の桐山愛唯さんも加わって下さって、ピアサポートのお話もすることができました。

本当にみんな初めて会ったとは思えないくらい、フランクにそして楽しくお話をすることができました。

そして、「傳々」の焼き肉が、とても美味しかったのです。みなさん喜んでくださいました。弟の店「傳々」とみなさんをつなぐことが出来て良かったです。

美味しい料理に、素敵な仲間との楽しい食事。「愛とつながりのホルモン」オキシトシンが出まくりました。最高でした!


弟のお嫁さんへの感謝

こんなふうに、素敵な友達と素敵な時間を過ごすことができた私。それは、弟のそして弟のお嫁さんのおかげです。

弟の6歳年上、私と同じ年の彼女は、チャキチャキしていて、明るくて優しくて、本当に素敵な人なのです。今回の滞在でも、本当に良くしてくれました。

母の闘病を支えてくれた彼女。すい臓がんを告知されてて不安だっただろう母は、彼女の存在にどれほど救われたことだろうと思いました。

彼女と、母の思い出話をいっぱいしました。
「なんか、もうお母さんに会えないってまだ信じられないよね」
と二人で話しました。

そうなのです。私たちの中で、母はまだ生きているのです。

親孝行らしいことがちっともできていない私に、生前母は言いました。
「あんたが幸せに生きていってくれることが、何よりの私への親孝行やで」
と。

私が幸せに生きていくことが、母への親孝行。そのために、頂いたご縁に感謝して、やれることをやれる範囲で頑張って生きたと思います。人とのつながりを大切に、学びを通して成長していきたいです。もちろん仕事も頑張ります。

素敵な友達との
弟や弟のお嫁さんとの
そして母との

つながりを感じた2泊3日の7東京への旅でした。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


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