心の安全基地を持つ、つくる

東京への旅 Vol2

10月5日から9日まで東京に行ってきました。前回のブログで、旅の前半について書きました。今日は7日8日の楽しかったことについて書きます。


超安全基地

7日は、コレド日本橋の中にある盤古殿という中華のお店で、飲茶ランチを食べました。

私の上京に合わせて、Clubhouseのシモトリマコトさんがやられているゼロ秒思考のメモ書きルームで出逢った方達が集まって下さいました。

その方達以外にも、石川塾で出逢った、元お笑い芸人で、俳優。そして企業研修講師で、今度本を出版される桑山元さんや、私のブログをいつも深く読んで下さって、素敵なフィードバックを下さる、岡田徹太郎教授も来てくださいました。

みなさん、優しくて温かい!真綿に包まれているような温かさと居心地の良さを感じました。安心感。そう安心感です。

今回初めてお会いする方もたくさんおられましたが、どの人もみな温かいのです。
「私はここに居ていいんだ」
「ここに居られて幸せ」
そう、心から思えました。

まさに超安全基地です。心のベースキャンプです。

生母が育児ノイローゼになり、生まれてすぐから親戚や知人の家に転々と預けられた生育歴を持つ私。そう、愛着障害を抱えています。

そんな愛着障害を癒すためには、「心の安全基地を持つことがとても大切」だと、岡田尊司さんは書いておられます。

とてもラッキーなことに、私は心の安全基地を見つけて得ることができました。それもいくつも!7日に集まって下さった方達は、まさに私の心の安全基地でした。

料理もおいしくて、本当に最高でした。皆さん、ありがとうございました。

コレド日本橋から、八丁堀のホテルまでは、お二人の方が送って下さいました。おかげで迷子にならずにすみました。


赤羽雄二さんのセミナー

8日は、私が尊敬している赤羽雄二さんのセミナーに参加しました。赤羽さんは、私を変えてくださった大恩人です。こうしてブログを書いて発信することも、赤羽さんが背中を押してくださったのです。

親によって負った傷を癒やすために「親への手紙」を書くことも、赤羽さんが勧めてくださいました。

赤羽さんはたくさんの著書を書いておられますが、その中でも「ゼロ秒思考」と「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術」は、蛍光ペンで線を引きながら、ボロボロになるまで読みこみました。私の人生を変えた本です。

そんな赤羽さんのお話を直接お聞きすることができるなんて!ワクワクしました。

八丁堀まで、セミナーに参加する友だちが迎えに来てくれて、東京駅でランチを食べて、無事にセミナー会場に着きました。

トイレで友達と話していると、私の声を聞いた方が、
「葉月さんですよね?いつもClubhouseでお話しされるのを楽しみにしています」
と、声をかけてくださいました。なんか有名人みたいやん、私(笑)

赤羽さんのセミナーが始まる前に、私も少しスピーチさせていただきました。とても緊張しました。
「ゼロ秒思考とアクティブリスニングを学び、実践することによって、どう変化することができたのか」
「心の安全基地を持つことは、どれほど大切なのか」
ということについての私の思いを話しました。統合失調症の病気があることも、もちろん話しました。

そして、赤羽さんのセミナーが始まりました。今回のテーマは、アクティブリスニングについて。「親子関係の再発見」というものでした。

赤羽さんのお話はとても分かりやすくて、興味深かったです。ただお話をされるだけではなくて、質疑応答の時間もたっぷりとって下さいました。赤羽さんの答えは、どれも鋭くて、的確で、すごく学びになりました。ロールプレイの時間はとても楽しかったです。あっという間の2時間でした。

アクティブリスニング、徹底的に話を聞くことの大切さを再認識しました。

セミナーが終わってからは、運営メンバーの方々の打ち上げの席に少しお邪魔しました。みなさん、私が大好きな方達です。とても楽しい時間を過ごしました。


心が繋がった時間

赤羽さんのセミナーの後は、外苑前から月島まで地下鉄で移動して、私の弟がやっている焼き肉屋の「傳々」で、素敵な方達と焼き肉を食べました。

一人はClubhouseで出逢った親友。というか心友と呼ぶべきかもしれません。年下なのに彼女は、とにかくとても頼りになるのです。

あとのお二人とは、実はこの日がお会いするのが初めて。私のブログをお二人とも読んで下さっていて、素敵なフィードバックを下さるのです。ブログが繋いでくれたご縁です。

皆さん、面白くて、優しくて、そしてとても頭がいい!どの方のお話も興味深くて、そして優しさに溢れていて…最高の時間を過ごすことができました。「心が繋がった」、そんな時間でした。

「京都にも行きたい」
と言って下さった皆さん。
「是非是非!」
と私。みんなで一緒に京都観光ができたら、楽しいだろうな~


とても温かい弟の奥さん

今回の旅で、一番感謝したい人は、弟の奥さんです。本当によくしてくれました。

月島のタリーズまで迎えに来てくれて、一緒にマンションまで帰ってくれたり、ランチ会の場所のコレド日本橋がわかるかと不安がっていた私を、コレド日本橋に連れて行ってくれたり。

スーパーでは、私が大好きなお寿司とぶりのお刺身と柿を買ってくれたり。
茅乃舎でおだしやお鍋の素を買ってくれたり、おしゃれなイタリアンをご馳走してくれたり…。本当にお世話になりました。

弟の6歳年上で、私と同じ歳の彼女。すごく優しくて、面白くて、チャーミングなのです。明るくて素敵な女性なのです。亡き父も母も、彼女の優しさと明るさにずいぶんと救われたのだろうな。出逢いに感謝です。


心の安全基地づくり

たくさんの温かな人たちに囲まれて、心の安全基地を得て、よい方向へと変わっていけた私。

今度は、私自身が誰かの安全基地になりたいと思い、行動しています。

私は介護補助の仕事をしているのですが、その仕事でも、できるだけ利用者さんのお話を聞くように心がけています。

私のカウンセラーの上倉妙さんと共同主宰している「違いを認め合える会」Crossroadsの活動は、居場所づくりを目指しています。活動を始めて3年目になりました。ありがたいことに色々な国の方も参加して下さり、とても楽しい会になっています。

そして、私が主宰者になって「Safe Space ほっこり」という会の活動も始めることになりました。心の安全基地づくりを目標にしています。月に一度、一乗寺にある、「珈琲焙煎処 桃栗」さんで、イベントをしていこうと思っています。

第一回目は、10月28日(土)の夕方。ありがたいことにもう参加申し込みをしていただいています。会の運営を手伝ってくれる人も現れました。すごいぞ!

本当に加速度的に良い出逢いに恵まれて、楽しいこと、幸せなことを経験できている今の私。こんな風になれたのも、心の安全基地を得られたからです。帰るべき場所が見つかったからというか…

孤独を抱えている人。
生きづらさを抱えている人。
私のように心の病を抱えている人。
友達が欲しいと思っている人。
悩みを抱えている人。

そんな人たちの心の安全基地に私自身がなれるように生きていきたいです。いや、生きていきます。

応援していてください!

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。





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