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EAT治療(Bスポット治療)、ドクターによる手技の違い。

こんにちは。筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と機嫌よく生きる、キョーコです。

昨日、EAT治療3軒目の耳鼻科に行ってきました。EATってなに?という方は私がEAT初体験の時に書いた、こちらの記事をどうぞ。

これまでに行った耳鼻科

① 電車で30分のA耳鼻科
② 車で30分のB耳鼻科
③ 電車で1時間半のC耳鼻科

A耳鼻科に初めて行ったのが、昨年11月。電動車椅子を使って、電車乗車時間15分の外出ができるかどうか、という時でした。今振り返ればブレインフォグも相当酷かった頃で、ぼーーっとしていたのが、EAT受けた瞬間にシャキッ!!となってめちゃくちゃびっくりしました。

そこから10回ほどA耳鼻科に通い、2月に大クラッシュで引きこもりの時期も経て、自分で運転しての外出が少しずつできるようになってきた3月ごろ、B耳鼻科に行ってみました。B耳鼻科でも施術自体はそれほど差があるようには思えませんでしたが、車で行けるのが手軽だったので、花粉症シーズンのお休みを挟みつつ、しばらく通いました。

(※花粉症シーズンはあまりに耳鼻科が混みすぎているので、労力対効果・時間対効果のコスパが悪すぎてお勧めしません。)

違うところに行こうと思ったわけ

そして今回、次なる耳鼻科に行ってみようと思ったのは、「まだ血が出てる」「今日は出血少なめだった」等々EAT後の皆さんのTwitterでの呟きが気になったから。

A耳鼻科もB耳鼻科も、鼻や喉を先生が直接覗いて「今日は左が腫れてますね」くらいのことは仰いますが、どちらかというとルーティンでEATをやって終わり、今日の状態がどうだったのか、今後の見通しなどについての説明はほぼなかったんです。血が出てるのかどうかもよく分からない…。

効果については、自分の体感を頼りにやっていく感じ。

でも、カメラを入れながらEATをするところもあるらしい、というのを聞いて、一度カメラでしっかり見てみたい、という欲求が出てきました。

そこで3軒目のC耳鼻科へ。徒歩圏内の耳鼻科ではなくてわざわざ電車や車に乗ってA耳鼻科やB耳鼻科に行くだけでも最初は違和感がありましたが、さらに3線も乗り継いで1時間半かけて耳鼻科に行くなんて…!笑

C耳鼻科での診察とEAT

問診票への記入と、医療機関にかかる時に持ち歩いてる症状や薬についての紙を提出し、診察へ。

診察台の斜め前に、モニターが置いてあります。先生のデスクの上にもモニター。初めての鼻からカメラにドキドキワクワクw

にゅるにゅるっと、うどんみたいな形状のカメラを鼻から入れます。時々モニョモニョさせながら進むのでちょっと苦しい。(でも、想像したほど嫌な感じではなかったです)あー、腫れてるねぇ。もうちょっと奥も見てみよう〜。何枚かキャプチャを撮って、一旦カメラ終了。

撮った写真を見ながら説明を受け、次はEAT本番。

A耳鼻科もB耳鼻科も口から入れて擦過でしたが、ここでは鼻からのみの擦過をするとのこと。コロナ対応で口からの擦過をやめたそうですが(咳き込むから)、「モニター見ながらしっかり擦れば鼻からだけでもイケることが分かってきたんだよ」みたいなことを仰ってました。

右鼻からカメラを入れ、左鼻から綿棒(金属棒?)を。うへぇ〜〜〜〜💧

A耳鼻科、B耳鼻科では行きますよ〜からの、ゴシゴシゴシ10秒くらい?もうちょっとかな?私が耐えられずに咳き込んだ時点で終了でした。

鼻からは咳き込みがないので、めちゃくちゃ痛いけど、先生はモニタ見ながら、話しながらでなかなか終わらない。

ゴシゴシ〜
「ここ既に血が出てるねぇ」
ゴシゴシ〜
「どうここ?痛いでしょ?」
ゴシゴシ〜
「次もうちょっと奥だな、これはどう?」
ゴシゴシ〜
「今日はこれくらいにしておこう」

やっと解放💦

耐えられなくはない、けど涙ポロポロ💧💧

お見苦しい画像すみません。上2枚が施術前、下2枚が施術後。10枚くらいのの画像の中で、写真を撮らせて欲しいとお願いしたら先生がセレクトしてくれたイチオシ画像wです。何がどうなのかはもはやよくわかりませんが…。

画像1

先生に言われたこと

●私の体調経過(昨年発症、そこから改善傾向にはありつつも多数症状あり)と今の上咽頭の状態は辻褄が合う
●50回もやってる人もいるし、17回なんてまだまだ
●他院との並行通いも問題なし
●回数重ねるしかない
●まだまだ改善の余地あるので、EATをするという方向性は間違っていない

この後、脳CTも撮りました。絶対やるように言われたわけではないのですが、まれに腫瘍などが悪さをしている時もあるからね、とのこと。撮影後に見せてもらいましたが、腫瘍はなく、ただ上咽頭はかなり腫れているのがCTからも分かるようです。

TMSの病院でも脳CTと脳シンチのデータ見ながら説明受けましたが、見ながら説明受けていても「はて?」といった感じですね。あのよく分からない画像を解読している、ドクターってすごいなぁと思います。

多数ある症状の中で、上咽頭炎から来る症状というのはいくつかに限定されるそう。ちょっと聞き取り損ねましたが、ブレインフォグ・倦怠感あたりだったかな。

まだまだ改善の余地があるらしい

今まで、自分の体感だけを手がかりにやっていたEATに、先生の所見観察と経験による見通しを話してもらえたことで、霧のかかる道からセンターラインがくっきり見えてきたような、やるべきことが明確になる感覚がありました。

今までのEATでも手応えはあったので、続ける気持ちは充分にあったのですが、所詮素人の体感を頼りに進む心許なさがあったんですよね。ME/CFSの他の治療もほとんどがそうだと思いますが、データに見えない症状を相手にしているだけに、効果があるのか、どこまでやるべきなのか、雲の中を探るような…。

C耳鼻科まで毎週通えるか、というと時間的にも体力的にもちょっと厳しいような気はするので、スケジュールの余裕のある時にC耳鼻科に行き、B耳鼻科も並行して通うといった感じかなぁ、と考えています。

EATの耳鼻科選び

EATが先生によって全然違う、というのは本当でした。

ただ、A耳鼻科やB耳鼻科のようなところでの施術が意味がないとか、逆効果とかそういう訳ではないと思います。無理なく通える範囲のところで続けて、体調が改善して行動半径広がった時に次のところを探す。または、効果が感じられずに継続を迷った時に、別のところの所見を聞いてみるのがいいのかなと思いました。

そんなわけで、EAT仲間のみなさん、痛いけど頑張りましょ〜〜!







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