紅茶用背景

今日も紅茶・紅茶しております。No.26

【アーリーモーニングティー】
アフタヌーン・ティーでもハイ・ティーでもない、アーリーモーニングティー。単語の意味を考えればいつ飲むのかすぐに察しはつくが、一応、確認してみれば、言葉通り早朝起き抜けに楽しむ紅茶のことだった。
アーリーモーニングティーは別名ベッドティーとも呼ばれ、ベッドの中で紅茶を飲むこともあったようだ。

アーリーモーニングティーを楽しむ習慣がイギリスに広まったのは19世紀頃。当時は中産階級以上の裕福な人々が、時間を指定してメイドにアーリーモーニングティーを運ばせていたそうだが、さすがに現代でまでその習慣をつづけている人はそう多くはないだろう。とはいえ、アーリーモーニングティーの習慣自体がなくなったわけではなく、現在は休日や記念日などに、夫が妻にアーリーモーニングティーを淹れるという風に変わっているらしい。

では、肝心の茶葉は何を選べばいいのか?

起き抜けに飲むのだから、すっきり目覚めるものがいいだろうから、少し濃いめのケニア。先日買ったばかりの【ウィリアムソンティー トラディショナルアフタヌーンティーバック 50P】辺りが妥当ではないか? ———と思ったのも一瞬。

「抽出時間を30秒誤っただけで、ストレートで飲むにはちょっと味が濃かった、のレベルではすまなかったよ、ケニアは。そもそも起き抜けに濃いめのストレートとか、どう考えても胃に無慈悲!」

むしろ起き抜けに飲んで胃に負担のかからないストレートって何だ、と逆に問いたい。とはいえ、専門店によっては文字通り「アーリーモーニングティー」を販売しているところもあるらしいのだが。

いや、あるらしい、じゃなくてとっても身近なところにあったよ、ロンドンティールーム。「茶漉し付ティーマグ(茶漉し付陶器製マグカップ・オリジナルロゴ入り)」¥2,750はまだあきらめてないぞ!

しかし、眠気一掃を兼ねてとなると、起き抜けの一杯にせよ食後の一杯———時間的余裕があるときにかぎる———にせよ、現状ではウィリアムソンティーシリーズが一番無難になるのか? 

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