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薬剤師さん、今後もどうぞよろしくお願いします

SmartNews経由で「調剤薬局は最後の砦 薬のミスから命を守る薬剤師の仕事とは」を読んだ。

「保険調剤薬局でこのような場面になる事は実際にあります。 待たせてしまう事もありますが健康被害の回避のためにもご協力お願いします。 そしてドクター側も診療中お忙しいとは思いますが処方箋の問い合わせには応じてください」と、実際にあった内容をベースに、2コマの漫画でその様子を描いたのは、自身も保険調剤薬局で薬剤師として勤務しているのあさん。

自分のかかりつけ薬局は窓口が4カ所あるのでそこそこ広い方だと思う。だが、それでも待ち時間が長いときは長い。そのためウォーターサーバも用意されている。まだ1回しか経験したことはないが、混雑が最高潮になると座って待つスペース自体がなくなることもある。しかし、だからといってこの2コマ漫画のようにまくしたてる人間は見たことがなかった。

待ち時間は長くなるときは、大抵処方された薬が多かったり処方が変わった人がつづいたときで、その様子は周りからもよく見える。体調に不安があって相談している人も。だから、「なぜ」時間がかかっているのか? と不満に思うことがない。少なくとも自分はそうだ。

以前に不調を伝えていれば、次に薬を受け取るときに必ず確認してくれる。些細な変更であっても、都度、自分が座っているところまで理由を聞きに来てくれる。1人ひとりに対してそうなのだから、時間がかかるのはむしろ当然なのだ。

この2コマ漫画に出てくる家族の人は、もしかしたら薬局で「時間」がかかる「理由」を説明されたことがなかったのかもしれない。そうでなければ言っていることがとても恐ろしい。薬を飲むのは当人だというのに、処方箋の内容が大幅に変わった理由につい気にもとめていないのだから。

今まで特に不満も何も感じたことはなかったけれど、かかりつけ薬局って大事なんだなと今さら痛感してしまった。

薬剤師さん、今後もどうぞよろしくお願いします

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