日本ダービー観戦記
去る5月28日、友人のよしおと東京競馬場へ行ってきた。
ここ10年ほどは、コロナで入場できなかった年以外は、すべて現地で観戦している。
俺が現在執筆している小説『黒崎アンナは麻雀暮らし!』は、雀ゴロの女の子が主人公のヒューマンドラマだが、日本ダービーを題材にした回がある。
その回のタイトルは「麻雀ダービー」。
気になった方はぜひ読んで欲しい。
ラノベっぽいタイトルだが、文体が完全にハードボイルドだ。『咲-Saki-』だと思って読んでみたら『天牌外伝』みたいな。
ともあれ、俺の小説と照らし合わせながら、その日のことを書こうと思う。
俺自身は、ダービーで押さえの3連複は当たったものの、サトノグランツを応援していてそこを厚く買っていたので2万円負けというところだ。
よしおはボートと合わせれば20万くらい負けたっぽい(^^;)
今回俺たちは、正門から出た。
府中本町駅は混雑するので、北府中まで徒歩で行こうという作戦だ。
途中コンビニに寄り、よしおが残った小銭でハイボールを買おうとしたので止めた。
「馬券で負けた後にコンビニで買った酒で乾杯じゃ、ちょっと寂しい。それじゃ完敗じゃないか。俺も金に余裕はないが、なんとかする」
俺は小説の早田のごとく、府中街道を歩きながら九州ダービーの馬券をネットで購入。口座には5000円しかなかった。
そして武蔵野線に乗り、北秋津へ着いたところで、ちょうど九州ダービーの発走時刻となった。
手に汗握りながらレース映像を見た。
そして……
早田ほどではないが、九州ダービー的中。
配当もよかった。
資金が限られていたが、いい買い方だったのではないだろうか。
そして俺とよしおは、小説のごとく手近な居酒屋へ入り、競馬や麻雀の話をしつつ、酒を飲んだのであった。
よしおは博才があるので、きっとまたどこかで大きく勝つだろう。
めでたしめでたし。
あ、小説のリンク貼っておくのでぜひ読んでください。
よろしくお願いします。
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