会社負担の大人の遊園地
先日書いたとおり人間ドックに行ってきたのよね。
採血の時に…
「最初チクっとしますねぇ…」なんて言われるが、大人になると「知っとるわい」とスルーしがちである。が、ちょっと待てよ…なかなかこの歳になってそんな風に言われることなんて、他ではないよな。(当たり前)
と考えるといろいろ面白くなってきます。
いろんな検査の中でもアトラクション感の強いのはやはり胃のレントゲンですね。
マシンに乗って動く様は圧巻ですわな。
検査台が倒れていく際にはいつも脳内に
サンダーバードのオープニング
が流れてくるね。これまでの検査はインターナショナルレスキューとしての資質を調べられていたんだね。
バリウムよりも発泡剤が苦手な私だが、「ゲップしちゃいけない」というプレッシャーに耐えながら検査台からずり落ちないようにバーを握っている様子は、視点を変えるとプレイっぽい。
終盤に胃の辺りを押す道具が活躍する時もあるが、アレには自分から擦り付けにいってはいけない。多分怒られる。
あと好きなのは肺活量の検査だな。
「は〜い思いっきり吸って〜!
吸えなくなるところまでハイ吸って吸って吸って〜!
は〜いそしたら一気に
プーーーーーーーーーーーッ!
吐いて吐いてぜ〜んぶ吐いて〜!」
このテンションはジャングルクルーズのスキッパーに匹敵する。朝8時くらいからこれをやっておられると思うと頭が下がります。
腹部エコーの検査はナイショだけど実はくすぐったいのよ…ヌルヌルでゴリゴリされるのがなんとも…
でもね…
いいオッサンがこそばゆくてモジモジクネクネする様はいただけないやん?だから一生懸命ガマンしている。どちらかと言えば左の脇腹のほうがくすぐったい。(不要な情報)
サウナのマッサージのオバちゃんなら
「え?くすぐったいの?
早く言ってよ〜、もっとやったのに…」
とか言いそうだが、ここでは絶対ありえない。ガマン一択である。ガマンしている自分を見てもらう。
会社の負担で受診しているのになんだよ、けっこう楽しいじゃんけ!来年はもっと自分を解放してみようかと思う。
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