トンネルのむこうは、あなた
思考ー決まっている物語。善くも悪くもあなたを縛りつけている。
身体ー思考と同じもの。
感情ー逃げたり否定せずしっかりと味わうべきもの。逃げればとんでもない方向へ爆発する。それが恐れや不安ならその正体は実体なき幽霊だと理解すれば消える。
心ー心もまた決まっていることの結果。
↑幻想。エゴ。変化しながらも自動でただ起きている。
↓真理
聖心ー上記とはまったく違うトコロにあるものだがあなたの内側にあり、外側にもあるもの。心についた観念が落ちると顕れる。ほんとうのあなた、わたし。世界はすでにソレで満ちている。ひとたびここに戻ればすべてを光で照らせる。善悪、探求者、喜びもソレの影。そこに自分はいない。が、あなたの内側にある。在るを選択できるのはあなただけ。知識や教えを掴んだままであったり、いつまでも思考で考えてるうちは入れない。愛。神。神の子。我が家。天国。実在。存在・意識・至福。解脱や涅槃ともいう。在るを選択し続ければ、守護や高次や物語の作者も消え、あなただけになる。
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「最初からつながってる感覚を想いだしてみるのじゃ太袈支、いや、サン」
『起きてるのに寝ているような状態ってこと?つまりエゴがない状態』
「世界にはおまえが満ちている。サンで満ちている。思考でエゴを消そうとせずにそのつながりの光に溶け込んでごらん。大丈夫だ。生まれる前からもう世界は光で、あなたはあなたで満ちているのだから」
『僕で?他のみんなは??』
「また対象があらわれた。ここでいうあなたとは一切すべての”あなた””わたし”のことじゃよ。真理なのだから例外はない!」
このトキもこのハゲ大丈夫か?と思ったものだが、今となっては観念があったのは私のほうだった。おかげで在るのまま、日常生活を送ることができてる。そこに自分はいない、なんて・・。まったく。神の冗談にもほどがある。
「ひとたび聖心に戻れば、充たされたまま善悪それそのものは幻想であると知って照らすのじゃよ。在るを忘れるな。他は幻想であり、それ以外に必要なものはない。もし忘れてこの世のものと同一化していたと気づいたなら。また”手放す”と言って真実の自己に戻りなされ。そしてまた進化を楽しむのじゃ」
『幻想だったの?これまでは』
「幻想を否定することでエゴを強めてはいかんぞ。否定している思考が存在していることになる。ここは夢戯言でなく現象としてある。目的が違う者の中にはこちらの真理をまるで夢物語と決めつける者もおるであろうがの」
充たされ満たされたそこは。
まったくの別次元。
それでも。
そこは。
あなたの内側にある。
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『またこの夢か・・』
おそらくサインだろう。鏡にもっていかれることのないように。在るを認識した後は、鏡の他者が幽霊をみせてくることもある。誰かは思考になってもよいというが、真理のまま生きるということは聖心を忘れないよう在るで在りながら思考を観るー。
とはいえ、分かれてなくすべてはひとつの光なのだけれどー。
休日に起き、居間へいくと母の天葉が『成城石井の紙ナプキン』という映画を楽しんでいた。
駄々をこねる石井という少女が変な世界に迷い込むが、そこに入ったトキも出たトキもすべてはいまここでありすべては光だったことを想い出すという映画である。迷うというのは面白いもので実際のジブンは常に光であり、いつも全体とつながっている。
『母さん?』
(春分をすぎたあたりから、すこし母の様子がおかしい・・)
「ん・・。なんだか愛おしくて」
『え、なにが?』
(まさか・・)
「世界のすべてを愛してるような?あはっ、私おかしくなったのかしら?」
『・・母さん。それおかしくなんか全然ないよ。もうそうで在った世界を。全体を想いだしたんだよ』
「お父さんがよくいってた、”考えず感じろ”ってやつ?」
『考えても考えるのをやめてもいいよ。でも在るを忘れちゃいけない。在るでありながら生きる。全イチを忘れると自分だけにエネルギーを注ぐことになるからね。まぁ、そこに善いも悪いもないけど』
「いやね・・あの人が死んじゃってからあの人の言ってた事を理解するなんて・・今更よね」
『はは。大丈夫さ。父さんは死んでないよ。死んだと思ってるのはエゴのほうの母さんだけだから』
「🙄・・あーっ!そういうこと✨」
『ちょっと悟れたね😊実はみんな我が家である天国から動いてないのさ』
「ぜんぶ愛?」
『真ん中を選択し続けるしかない。光が真我であり、神の子であり、在るであり聖心だから。その光は人間の内側にある。内側とは在るそのものであり、在るは内側に在りながら外側にもまた存在してる。人間はその光を思考では理解できない。でもいかなる努力もないトキ。そこから愛の泉があふれ出す。ミズカラのミズですべては愛だったと。もう平和にいたことを知る』
「道を歩いていた私は幻想で。ほんとうの私はもう満ち充ちてた・・。道そのものにいた・・光そのものだった・・」
『親父の言ってたこと、今ならわかるでしょ?😂あの人だけは特別とか、偉いとかトンネルの中にいると部分的にだけ光ったり消えたりして見えるけど、実際には特別な者なんて存在しないって』
「わたし、自分のこと何もわかってなかったのね😭」
『つながっていたことを想い出せばそうじゃないものは消えてくさ。桜もその中心からのチカラで何度も咲くんだから🌸✨』
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