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春暖の瞬間に

「また、頭イタイ・・💧」

私はハルコ。最近、年のせいか体調がすぐれない日が多くなり、頭痛もしょっちゅう。イヤね。不調でストレスも増すばかり。仕事も忙しいし、会社にいけば上司のツマラナイ武勇伝とセクハラ目線👀。

あー、いっそ死んだほうがラクかも?
なんてよからぬ考えまで・・。

🌿 🌿 🌿

恩寵じゃよ。世界はあなたのためにならないことはしない。かねてより掴んでいるものを棄てなされ🎈』

「!」

妙なコエが体の中から。
やっぱり疲れのせいかしら。

驚かせてスマンのう👏』

「!?・・な、なんなの?誰よあんた?😡」

『わしか、わしはハゲコビトじゃ✨』

「は?はげこびと❓❓」

キモっ!可愛くない!💦
そのトキの私は、このコビトと名乗るハゲに対し、こびとづかんに出てくるこんなコビトをイメージしていた。

気持ちのいい春の陽の晴れた午後🌞
なのに体調はすぐれない・・。
こんな時に絶対に遭遇したくないヤツだ。

「もーウザい!あっちいって!💥クスリ飲んでゆっくり寝たいのよ!!」

『クスリか。あなたが違和感を感じなければ飲むといい。だが、それではまた同じこと頭痛の繰り返しじゃ。根本解決とはならぬ』

「は?体調悪いんだからクスリ飲むのなんてあたり前じゃない!」

『そのあたり前過去であろう?』

「へ?😯」

『どうしても飲みたければ飲むといい。ハゲも誰もあなたを咎めぬ。ただ、今においてもうその必要はなくなっておる👍

「?」

何いってんの。このハゲは。
正直、疑念しかそのときの私にはなかった。

『あなたが”心”から楽しんでいるかどうか。私の人生とはこれでよいのか。そのすべての答えはあなたのその中心聖心にあるのではないだろうか💕』

「はぁ?中心?ナニよそれ」

『幸せかどうか。ヒトという存在は真に歓びを感じるトキ、その中心から満たされてイクのを感じる。それは何故か』

「知らないわよそんなの!」

『それはそうじゃろう。あなたは現在のところ中心を自分だと思っておらず、思考にいるのだから🧠』

「思考に・・いや、それは。え・・🙄」

私はこの身体ひとつが私だと思っている。え。違うの?。身体の中でも思考とナニかが分かれているのか。

『意識を真ん中聖心に移すがよい。自然治癒力というもの。その恩恵が増すであろう。さらに本来のあなたの力を得るならばおなか臍奥の力を借りるとよい🤰』

突然現れ、突拍子もないことをいうこのハゲに違和感を覚えながらも、その言葉はあたたかく、私のからだ全体が包み込まれているような感覚だった。

『今のあなたには信じられぬであろうが、そのようにしておれば自動でその不調和は改善される。現在病気である者もまた開かれよう💫』

「・・・・・」

『Down Down Down。アリスは中心に落ちてイク。白ウサギを追った先。あなた自身を知れ大きくなり自己を知りまたその思考を観るとよい。不思議な体験もまたあなたの物語に起きた真実になろう。外の景色もカラダも常に変化しておる。お守りのようにクスリに頼らずともよい。トキにそれはあなたに強迫観念をもたらす。大丈夫じゃ。あなたはそこに在るだけで、すべてとつながっておる』

その出来事。その言葉は、次の日もその次の週も、私の脳裏から離れることはなかった。

白ウサギ・・。

まさかあのハゲは、ハゲコビトのフリした白ウサギ?🐰

『精霊・・なんていうと、怪しいであろう。こびとのほうが親近感があると思ってね。ペニペニw』

「いや💦あなた十分怪しいハゲですけど!💦💦」

💫 💫 💫

それからしばらく。

私はあのハゲコビトのいう通り、なぜか中心をメインにして生活していた。
するとどうだろう。おどろくほど周囲の環境が変化したのだ。

ハートが歓ぶ。悦ぶ。
その感覚で在る。

ハート中心とは、現代の私たちが忘れていた大切な何かを呼び起こしてくれるものなのかもしれない。

『自分ではないものを棄てるとき、ヒトはすべてを手に入れるのじゃよ』

「へ?すべて??」

『そのハートに尋ねよ。この地球に生まれたことの尊さに歓喜するであろう👍✨』

すべてを手に。このトキは理解できなかったけど、このあと私は、この世界の本当の美しさを知ることになる。

💫 💫 💫

1年後。

『幸せかね?』

「はい💛いまとても幸せです👩✨」

『なんと。言葉までキレイに🎵』

「自然とこうなっちゃいました💕」

『よかったのぉ。ハゲコよ👶👌』

ハルコです❗💢」

『怒った顔もまた愛らしい💚』

「もう!からかわないでください😅」


ではまた🌸
サクラが自然に溶け込んだ頃🎵


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