こんにちは、萩餅ぼたんです。

noteを書くようになってから、身の回りを見て何か記事にできることはないか考えるようになりました。なんだか記者になった気分ですね😊

さて、台風の影響で急遽バス旅になってしまった２日目。
ビジネスホテルの浴場で心と身体を休ませて、気力体力十分で臨む３日目。
いざ次の目的地へ向かいましょう！
↓は前回の記事です。気になる方は是非読んでみてください。

３日目のルートは写真の通りです。
国道３８８号を通り、宮崎県延岡市から国道１０号に乗り換えて進みます。
宮崎市を抜けた後は山道に入るので、夜はヒルクライムになる予定です。

この旅で初めての２００ｋｍ越えのルートです。

１日ホテルで缶詰状態…💦

気力体力十分でしたが、天気は十分ではありませんでした。

台風が過ぎて天気が落ち着くのがお昼以降という予報を聞き、どうやっても目的地には今日中にたどり着けないことが確定しました。

目的地を変えて進むという選択肢もありましたが、宿の予約がとれなかったため断念しました。

ということで、貴重な予備日を使って１日ホテルでぼーっとしました。
旅行中に何もしないというのは、辛いですね…。

気持ちの良いサイクリング…

ホテルでの１日が終わり、改めて３日目のスタートとなりました。
２００ｋｍ越えの旅路ということで、今日も５時過ぎにはホテルを出発しました。

台風一過のおかげで、天気も良く風のない穏やかな朝でした。
１時間も走ると遠く見える山の間から朝日が昇り始めました。こうした素敵な風景がみられるのも旅行の醍醐味ですよね。

その後、沿岸の道に入ると路面には所々に小粒の石や枝がありました。
台風の力がどれだけすごいのかを感じました。

だからといって…

これはひどすぎませんか…

山の中に入るとさらに路面は悪化し、足の踏み場もないほどの枝・枝・枝！
できるだけ踏まないようにしながら、山道を抜けていきました。

その時、３ミリの悪魔に取りつかれていたとはつゆ知らず…。

道の駅「日向」で悲劇が起きる

枝であふれた山道を進み、宮崎県延岡市に入りました。
それでもまだまだ山の中で、その後もしばらくは人気のない道を進んでいきました。

そして走り続けて時刻は１２時過ぎ。
そろそろお昼ごはんにしようと思い、前方を見ると「道の駅　日向」の看板がありました。

ちょうどいいタイミングと思い走ること１０分ほど。
右の方に目的地が見え、小道に右折しようとハンドルを曲げた瞬間…。

前輪が大きく滑り、大転倒！

一瞬の出来事だったので、受け身も取れず身体の左側を思いっきり路面に打ち付けてしまいました。
頭も打ち付けてしまい、クラついて２０秒ほど立ち上がれませんでした。

何とか立ち上がり歩いて道の駅に到着。
頭を打っていたため、大事をとって３０分ほどベンチで休憩することにしました。左の手首・ひじ・ひざ・お尻すべてをぶつけたようで、痛みはしばらく続きました。

人のやさしさにふれました

３０分経ち痛みもだいぶ引いたため、再出発の準備にかかりました。
自転車を確認すると、前輪のタイヤがパンクしていました。
どうやら、このパンクが原因でスリップしたようです。

急いで予備のチューブを取り出し、交換作業に入りました。

時刻は１時過ぎ。
照らす日光と転倒のショックで、落ち込んでいた私ですが作業中に急に後ろから声がかけられました。

「こんな暑いのに大丈夫？」

振り返ると１人のマダムがいました。
道の駅で修理作業しているのが珍しく、声をかけてきたのだと思います。

転倒してパンクしたと話すと「それは大変ね」と気遣っていただき、冷たい麦茶と道の駅で買ったマスカットを差し入れてくれました。
もらった瞬間、正直泣きそうになりました。

差し入れた後、そのマダムはすぐ車でいなくなってしまいました。
いただいた麦茶とマスカットとてもおいしかったです。

３日目は少し長くなりそうなので、ここで一区切りしたいと思います。

転倒のショックを救ってくれたマダム。
この旅を無事終えることができたのは、あなたがいたからです。
お名前も聞けませんでしたが、今ここでお礼を申し上げます。

本当に助かりました。ありがとうございました。

ではまたお会いしましょう😊

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３日目の続きはこちらです。
続きが気になりましたら是非読んでみてください。

今回の九州一周旅行の概要はこちらです。
よかったら是非読んでみてください。