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『萩体験ツアー2023』そのディープな魅力とは・・・?

『萩体験ツアー✨』

それは、移住定住&関係人口づくりにメッチャちからを入れている萩市が「萩フレンド保険」の加入特典としてご用意した、そんじょそこらのツアーでは味わえないようなディープなプラン。

地元の方の協力のもと、萩の農業や水産業、それらを生かしたグルメ、暮らしや文化にふれることのできる、たいへん人気のあるツアーです。

これまでは「萩フレンド保険」加入者だけが対象でしたが、
今年から加入者以外の方も有料で参加できるようになりました。

その第1弾が8月26日(土)〜27日(日)に開催されました。
ツアー1日目は、梨の収穫&ピクニック。

このスペシャルコンテンツを提供してくださったのは、今年で結婚40周年の吉田幸良(ゆきなが)さん・美苗(みなえ)さんご夫妻。”ピクニック”というお題に合わせて、すてきなプランを用意してくださいました。

参加者は萩市田万川地域にある「吉田農園」を訪れ、ひと足早く秋の入口にさしかかった梨農園を探検して、ご夫妻が丹念に育てた梨を収穫。
自然の中で、美味しい梨の食べ比べを楽しみながら、幸良さんのギター弾き語りに耳を傾け、癒やしのひとときを過ごしました。

夜は須佐地域にある「好月旅館」に宿泊。昭和10年創業の老舗旅館で、地域のブランドイカ「須佐男命(すさみこと)いか」を味わって頂きました。

2日目は、萩市在住の竹紙作家・垰山(たおやま)桂子さんと一緒に、弥富(やどみ)地区の竹を使った竹繊維アートづくりに挑戦。
放っておくと増えすぎて厄介者と言われてしまう竹ですが、繊維を取り出して漉くと、立派な和紙として生まれ変わります。

「欲しいものは買う」「いらないものは捨てる」ことが当然となっている現代において、欲しいものを生み出す知恵や苦労、そして二つとない味わい深いものを手に入れる喜び・・・そんな、貴重な体験をすることができたのではないでしょうか。

最後は、地元産蕎麦粉100%で打った十割そばが食べられる「そば処 龍の里やどみ」ででランチ。
「龍の里やどみ」は、平成31年3月で休校となった弥富小学校の校舎を活用し、同じ年の12月にオープンしたそば処。校舎も長く使わずにいると設備が傷んでしまうため、新しい生徒さんが入ってきた時にいつでも使い始められるよう、学校再開への願いを込めて、地元住民でそば処を続けながら校舎を守っています。

今年で3年目の開催となる『萩体験ツアー』。このツアーを実施している「はぎまえ698トリップ」さんも、実は萩へIターンした移住者です。
移住者だからこそ持つ、萩にある「当たり前」を「特別なこと」として捉える目線。そして、自らの感動や、地域とのつながりをふんだんに盛り込み、毎回手作りのツアーを開催してくださっています。

萩に住む人の、地元愛で支えられた『萩体験ツアー』。
参加者の笑顔からも、やさしい温度が伝わってきますね。

第2弾の開催は、10月28日(土)〜29日(日)。
ダイナミックな景観と温泉が特徴の川上地域と、長閑な田園風景の広がるむつみ地域を巡ります。
10月20日(金)まで参加者募集中ですので、あなたも参加してみませんか?✨d(^_^o)

美容と健康にGood👌ゆず味噌・温泉・日本酒・サイクリング ! 萩体験ツアー参加者募集
下記リンク記事を読んで、ぜひご検討ください🚲🎶

文:三枝英恵(萩市ローカルエディター)
写真:河津梨香(はぎまえ698トリップ)