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トルコならではの異文化経験

こんばんは、ハギレンです!

先週は投稿をサボってしまい早速僕の怠惰さが顕著に出てきました(笑)
さて今回の記事はコロナになる前に卒業旅行として訪れたトルコについてです!とはいってもただ観光名所などを紹介してもガイドブックと同じなのでトルコでの異文化体験をここに書きたいと思います。

トルコ共和国とは

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 トルコはアジアとヨーロッパにまたがる位置に属します。人口8200万人。言語はトルコ語。宗教はイスラーム教が大部分を占めている国です。首都はなんとイスタンブールではなくアンカラなんです!(外務省ホームページより参照)しかし、最大都市はイスタンブールで人口は1521万人と東京の1396万人よりも実ははるかに多いです。また経済の中心地でもありますね。まあ紹介はこんなところにしておいて僕が実際にトルコで体験したことを時系列に紹介していきます。

日本人はぼられやすい

 いきなりネガティブなことスタートですが、実際に体験したことです。

簡単にいうとトルコ人にブルーモスク近くで話しかけられその場のノリで一緒にバーに行ったらぼったくられたという話です。今書いてみると自分ってアホだなって思うんですが当時は完全に異国に来た高揚感からか警戒心が薄れていました。僕自身ヨーロッパに長期で滞在していましたが常に警戒するようにしていたのでそういった被害にあったことはありませんでした。外務省が報告している以下の例のような被害を遭いましたが幸いにも8千円の被害額で済みました。

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(外務省在イスタンブール日本国総領事館「イスタンブール安全の手引き」より)

このようにイスタンブールでの被害が跡を絶たないという現状があります。しかし、このようにぼられるのは日本人かロシアの富豪くらいしかいないらしいです(笑)やっぱり日本人は世界的に見るとシャイな人間性です。しかし、見知らぬ海外で声をかけられて友達ができたとその分錯覚しやすいのも現実です。海外旅行を楽しむためにはまずは日本ではないということ。これをしっかりと認識する必要があります。トルコは親日と言われているのでよく勘違いしてしまいますが、日本で赤の他人に話しかけられていきなり友達になりついていきますかということと一緒です。警戒心は持ちすぎるのもよくないですが冷静になってみるのも海外では大切です。

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僕がぼられるきっかけになった場所であるスルタンアフメットモスク(ブルーモスク)です(笑)

朝食の量が多い

 トルコの朝食の量は非常に多いんです(笑)朝食をカットしてしまう日本人などからすれば信じられないかもしれないですが、トルコは朝の時間を非常に大切にする文化があります。

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これはイスタンブールで摂った朝食なのですがこれくらいの量がきます!

実際僕もトルコ人の友人の家に泊まった時もこれだけの量の朝食が来ました(笑)こんな感じで量が多いのにも理由があります。それはオスマン帝国時代は1日2食が当たり前だったからです。トルコ人はチャイと共に朝をスタートするのが普通らしいです。後、「週末に朝ごはんを食べませんか」という誘い文句もあるらしいですよ(笑)こういった食文化も日本では味わえないので海外では朝飯をどうしているのかに注目してみるのも面白いかもしれないですね。

入場料金が現地人と観光客で違う


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 例えばここ。トプカプ宮殿です。15〜19世紀のオスマン帝国において君主が暮らしていた宮殿でオスマン帝国の繁栄を示す場所でもあります。入園料が日本円にして約1300円程でした。一方トルコ人の入園料はその半分の600円ほどだったと思います。その理由はトルコ経済にあります。トルコはリラの価値が大幅に下がったということもあり経済的に苦しい状態が続いているのが現状です。なので観光客から多くのお金を取ろうというのがあるんです。でもこれは開発途上国だったらどの国もこういった手法は取ってると思います。実際タイやカンボジアもThe 観光名所には外国人にそれなりのお金を取っています。国家の歳入源を観光資源に多く頼ってる国ではあるあるです。

アタチュルクを非常に崇拝している

 アタチュルク=ムスタファ・ケマルです。世界史を専攻していた人には分かるでしょうがトルコの近代化に大きく貢献した人物です。

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この人です。ちなみに彼はカリフ制(イスラームのトップを国のトップにすること)を廃止し、イスラーム教をプライベートの宗教にしました。それからトルコの識字率を上げたり、女性に投票権を与えたり、アルファベットをアラビア文字からローマ字に変更したりです。それからアタチュルク自身もさまざまな学問を勉強していたほどの勉強熱心な指導者でした。僕も実際にトルコにいって彼がどれだけ尊敬されているかわかりました。

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これがアタチュルクの墓です。めちゃめちゃ大きいです!でもこれだけトルコの近代化に貢献した人物ですからこういった目に見える形で功績を称えるのも当然だと思いました。ちなみにこの大きなアタチュルクの墓は首都のアンカラにあります。ちなみに首都をイスタンブールからアンカラに遷都したのもアタチュルクですよ。理由は海峡に囲まれたイスタンブールに比べてアンカラは内陸で攻められにくいからです

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ピンで留めた位置がアンカラです。イスタンブールからバスで7時間ほどの位置にあります。

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イスタンブールのギュルハネ公園にあるアタチュルク像です。手を置く人が多いのか膝と靴の部分がかなり禿げてますね(笑)日本に例えるとアタチュルクは坂本龍馬以上に人気のある歴史人物です!ちなみにアタチュルクを侮辱したら罰金を課せられるほどです。

日本人には穴場都市エスキシェヒル

 皆さんはエスキシェヒルを知ってますか?トルコといえばカッパドキア、イスタンブールに行く人が大半だと思いますが、トルコを感じたいというのならばこういったローカルな都市に行ってみるのも良いかもしれません。

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綺麗に写ってないのですがカラフルな街並みであると同時に学生の町でもあるのです。なのでここに来ると若いエネルギーを感じることができます。それと同時に観光客が少ないのとトルコ風の街並みを体感できます!トルコ人の友人たちもおすすめとしてよく紹介してくれていました

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ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!

まとめ

 トルコはここ最近日本人にとって人気の旅行先となってます。特に日本人はカッパドキアに行くことが多いですね。そういった観光地に行くこともとても貴重な経験だと思いますが同時に首都のアンカラやエスキシェヒルといったローカルな場所に行くと本当のトルコを感じられると思います。イスタンブルはヨーロッパとアジアの街並みが混ざったとても面白い都市ですが、移民も多いので本当のトルコというのを感じづらいかもしえません。しかし、イスタンブルは歴史的に面白い町なのでぜひ行くことをお勧めします!ぜひYouTubeでトルコを旅してみてください!またトルコの歴史を学ぶのも面白いですよ!それではまた!

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