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「未開の議場 2023」終演いたしました。

萩島商店街青年部、ハマカワフミエです。
「未開の議場 2023」、皆様の温かいお声に支えられて、無事終演を迎えることができました。
本当にありがとうございました。


撮影・石澤知絵子

2020年4月のオンライン版配信の時から
「いつか劇場でやりたいね」と言い続けてきたこの作品。
新しい仲間を迎え、「未開の議場 2023」と銘打って上演した今作は、
オンライン版の焼き直しではない、このメンバーが今回揃って初めてつくることが出来た、新しい作品になったように思います。
何度かの再演を経て、今のこの2023年に生まれた「未開の議場 2023」。
いかがでしたでしょうか。

「出演俳優全員主宰」
「アクセシビリティへの取り組み」
「観客と共につくる」
という三本の柱を掲げて、これまで運営を続けてまいりました。
勾配や力関係の存在しない世界はどこにもないかもしれませんが、
そんな中でも、今できることをひとつひとつ重ねていくこと。
「ここに、線がある」というコンセプトを初期の頃に立ち上げていましたが、
個人的に、本当にさまざまな「線」が、縦横無尽に張り巡らされた世界で生きているのだな、と実感する作品づくりになりました。
易々と「その線を越えてゆけ!」と叫ぶのではなく、
どんな線が、誰と誰の間にあるのかを見つめながら、
ひとつずつ確かめ、検証し、踏み越えることで新たに傷つく誰かが居ないかを指差し確認、この線自体を素敵な模様に書き換えられないかしら、出来ることはあるか、楽しんでもらえることはなんだ、諦めることは、未来の宿題にすることはなんだ。今、私たちに、出来ることは、なんだ。
そんなふうに取り組んできたように、今は、思っています。


撮影・石澤知絵子


公演は終了しましたが、皆様へのご報告など、まだもう少し「萩島商店街青年部」からのお知らせは続きます。
この「萩島ノート」でも、あたためているものがございます。
ハマカワ個人がかねてから「こういうの読みたいんだけどなぁ」と思っていたものや、皆様からのリクエストが多かった、アレ、など。
お楽しみにどうぞ!

それと、実はこのnote、投げ銭も受け付けております。
もし、サポートしてくださるかたがいらっしゃいましたら、ぜひ、お心遣いをお寄せくださいませ!よろしくお願い申し上げます。

そんなわけで「萩島ノート」、もう少しだけ続きます。
ひとまずは、終演のご報告、
そして、応援ありがとうございました、の巻。でした。

またお会いしましょう!

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