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「誕生日おめでとう」が苦手

僕の誕生日、4月14日です!

でもどうかそっとしておいてください。誕生日を祝わないでください。
苦手なんです、誕生日を祝われるの。

なんだろ、自己肯定感の低い僕のことだから、どうせ「自分なんかを祝わないでくれ」とかそういう感じなのかなとも思ったけど、どうやらそうでもないらしい。

ただ、なにも湧かない。

でもさ、そういうわけにもいかないじゃん。おめでとうって言われたら満面の笑みでありがとうって言う、これが礼儀じゃない。

無理なんですよね〜。
そうすると、なにも湧いてない自分に嫌気がさしてくるんですよね。せっかく善意からお祝いしてくれてるのに!

ここから始まるんです、僕のダウナーが。
せっかくお祝いしてくれてるのに、なにも出来ないで固まってしまう自分が嫌で。

ていうのがわかってるので、もう誕生日前は憂鬱です。
4月は人前に出たくない。「花粉症で辛いからライブはやりたくない」って嘘ついてます。

そんな僕が、2018年は人付き合いをよくしようと思って、30個掲げた目標のうちのひとつに"年間150人に誕生日おめでとうと言う"ってのを作ったんですけど、まぁ〜地獄でしたね。言われて嬉しくないことを人に言わなきゃいけないっていう。ツラすぎた。

日付変わった瞬間にいきなり久しぶりなのに連絡して来るのも気持ち悪いかなとか、それより遅い時間だともう寝てて迷惑かなとか、そんなことを考えて結局送らずってのもたくさんありましたが、なにより、自分で決めた目標だからどうにか達成しなきゃと、Twitterなどで誕生日なんだみたいな話してる人を見かけるたびに「あ!見つけた!言わなきゃ!どのタイミングにしよう……」ってなってたのが辛かった。

さっきTwitter開いたら、今日はうちのイベントでスタッフやってくれてた子の誕生日だと知った。いい奴で、話も面白い、そんな美人の子。
「言わなきゃ!久しぶりって言って……大丈夫だ、比較的かけ話しやすい!」
ってなった。そしてそのあとに
「そうだ、もう言わなくていいんだ。」
と思ってホッとした。
肩と目の当たりの筋肉が緩んでいくのがわかった。

誕生日おめでとうって、こんなに辛かったんだね。

おしまい。

あれ、ヤバい、音楽やってる人のアカウントとして作ったのに、全然音楽の話してない!

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