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Carpも沖縄も

私が行く先々やSNSで、Carpが勝ったらよろこび、負けたら嘆くので、ここ数年はCarpがリーグ優勝すれば「おめでとうございます!」と、私が優勝したかのような声をかけてもらい、クライマックスで負けていれば「あだにー大変!」と私が大変なように心配してもらうことが、ほんとうに増えた。実家に電話をしても母から「Carp優勝したわね、おめでとう」とあいさつ代わりに。それに対して私も「おかげさまで」と答えたりする。笑。一昨日電話したときは父から「丸が研究されて打たせてもらえないなー、Carpは」と心配された。

それと同じように、沖縄県知事選でデニー玉城候補が当選すると、SNSメッセージで「おめでとうございます」というメッセージをもらった。辺野古の工事が再開されると「始まっちゃいました」というメッセージも。

辺野古の工事が再開されたことはがっかりしているし、選挙であれほど明確な民意を示しても反映されない社会が、この先どこに向かうのか危機感を抱いてもいるけれど、それについては別稿するとして、私はこんな風に、日常の話に自然に社会課題や政治の話が入っていく社会を好ましいと思う。そういう私も、沖縄の話を誰にでもできるわけではない。誰とでも民主主義の在り方を論じあえるわけではない。SNSよりも面と向かってのコミュニケーションが社会を作っていくし変えていくと思うから、まずは誰とでも、自然に普天間とか辺野古とか、そういう話をしてみよう。

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