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2023年を振り返る

2017年にNPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン(COJ)の職員として働き始めたタイミングで、商売道具としてノートPCを購入した。持ち運びが多いので丈夫であること、使い慣れていたタッチパネルタイプが良いこと、主にその2点で選んだ。使ってみると、軽い(同程度サイズの他のメーカーPCと比較して)こと、HDMIだろうがVGAだろうが何でも対応可能なことがさらにありがたい1台だった。2020年コロナでワークショップをオンライン化しても、私はこの1台だけでやってきた。まさに相棒である。そのレッツノートが、この年末に寿命を終えようとしている。この1週間は、3日に1回くらい運が良ければ立ち上がる。生物の最期のようだなと感じる。2024年、COJメインの働き方を卒業しようとしている私に、ぴたりと歩調を合わせてくれているようで愛おしい。感謝を込めて最後の1年をどう一緒に過ごしたか振り返ってみる。

いったん各月を箇条書き的に。私の記憶力は年々低下しているが、こうやって書きだすとあれもあったこれもあったと湧いてくるが、自分がやったこと、ポイントだったと思うことはこんな感じか。

1月 念願の「沖縄で第三者介入ワークショップ」を実現
2月 前名護市長の稲嶺進さんのお話を聞く
3月 COJオンラインフルワークショップ、sogiな病院を実現したい人向けCOフルワークショップ@札幌、ストーリー・オブ・セルフワークショップ@旭川、北見、224音楽祭フィナーレ@coconova
4月 沖縄戦記憶継承セミナー受講開始
5月 トヨタ財団助成金申請、株式会社さびら平和学習ツアー参加
6月 休眠預金事業ジョイン、道労連×府職労沖縄平和学習ツアー下見
7月 COJオンラインフルワークショップ、記憶継承セミナーフィールドワーク①北部②座間味
8月 台風で停電、雨漏り
9月 ふくしまミニワークショップ、友人結婚式、双葉町訪問、両親と羽田空港で牛タン定食
10月 ワールドワークと出会う、なは市民協働大学院、産学協同キャリア授業ジョイン
11月 ジェンダー平等実現セミナースタート、伯父の介護、さびら家系図部活動開始
12月 伯父逝去、休眠預金新事業申請、「沖縄でSPITZライブに行く」実現

仕事とプライベートが相変わらず入り混じっているけれど、これが私。全部次の何かにつながっている。

COJの仕事を卒業しどんな風に残りの人生の時間を使っていくのか、イメージを鮮明にするために、10~11月にかけて「ジブングラレコ」というのを描いてもらった。

私の頭の中をアウトプットしてもらった感じ

12月に休眠預金事業申請で暮らしの課題と向き合った。何人かにヒアリングしたりデータを調べて感じたのは、たぶん沖縄のどの社会課題にも構造的差別、それゆえの米軍基地の集中、自衛隊配備の加速は関係してくる。避けては通れない。でもそれを正面から言っても進まない。じゃあ何をするか。誰とできるか。さらにでも、そうやって1つ1つを解決していくことが島々から軍事施設を減らし構造的差別をなくしていくことにつながるはず。

ちなみに今の私ができあがるまでのプロセスも一緒にアウトプットしてもらっている。これがこの先どう書き足されていくのか、まだまだいろいろあるのだろうな。その最初が2024年だ。相変わらず周囲のいろんなみなさんにたくさん学びエンパワーメントされて生きている。その感謝を忘れずに結果を1つ1つ積み重ねていく1年にしたい。

これから、をどう描いていけるかしらん

2024年はまず新しい相棒を見つけるところからスタート予定である。干支は辰。年女。登っていきたいものですな、ほしい未来に。

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