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3年

3年前のゴールデンウィークに日記を書くようになった。
3年前のゴールデンウィークがはじまる前にX(旧twitter(Xと呼ぶまたは書くの初めてだな)(ということを書くことすら必要がないくらいXという呼び名が浸透しているので書く必要はないのだが、一言でいえば照れみたいなものがあるので書いている))で「noteはじめれば?!」と言われたのがきっかけで日記をはじめた。なんと言われたのかはあまりちゃんと覚えていないのだけれども、「歯車くんが書く日記読みたい!」みたいなことを言ってくれたのだと思う。ぼくは昔からおだてられるとフンフンと鼻息を少し荒くして木に登るタイプだ。期待されると応えたくなる。
noteじたいは10年くらい前に山本さほさんの漫画を読みたくて登録したっきり、じぶんが何かを書くことはなかった。というか、当時noteじたいがこんなたらたらとオチも内容もないようなことを書く場所ではなく、漫画だったり小説だったり何かの紹介だったり、ざっくり言ってしまえばクリエイティブなものを発表する場、みたいなイメージがあったからじぶんが何かを更新するという発想がなかった。日記だったらはじめられるなあと思いはじめたのだが、日記と呼べたのは最初の3ヶ月くらいで、毎日書くのはしんどいな、と思った。

はじめるときにいくつか条件を設けてはじめたんだけども、いまとなってはそれすらもないものとなってしまっている。
■毎日更新する
■1,000文字以上書く
■ネガティブなことは書かない
みたいな項目をいくつか設けた。じぶんだけのルールを作ってやらないとおもしろくないなと思ったのだが、これもちゃんとやっていたのは最初の3ヶ月くらいだった気がする。
いまは月に一度は…というだけのなんとなくの条件を設けて更新したいときに更新している。
そもそも更新したいときとはなんだ、という話だ。高校二年生の終わり頃にblogをはじめて、mixiで日記を書くようになり、いまはnoteに日記を書いている。おそろしい話だが、もう20年くらいこんなことをしている。20年って。周りを見渡すと、こんなことをしているのはじぶんしかいないことに気がついた。ただ昨日あったことや、今日買ったもの、最近感動した映画や音楽や小説の話をわざわざ文字にしなくなってしまった。なってしまった、と書いてしまったがそれが正しい姿だと思う。
ぼくはぼくでここで主張したいことなどなにひとつない。ぼくなりにこう書けばちょっとはおもしろいかな…と、じぶんが思う書き方をしているけど、それはそれでいちゃもんをつけられたこともあるので、もう面倒くさいなあと思いつつ、なんてじぶんはつまらない人間なんだ、と書くことで改めて思うことがある。と、早速初期の条件だった「ネガティブなことは書かない」を違反してしまいそうなのでこれ以上は書かないが、暇つぶしに読んでくれるのがいちばんありがたい。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

昨年アルコディオのリネンシャツを購入して、梅雨時期から晩夏までの約5ヶ月くらい仕事のときに着用してとてもよかったので、今年も2枚購入した。セミワイドカラーのホワイトと、ボタンダウンのピンク。インナーにGUNZEのカットオフ、ステテコ、ロングホーズを身につけて、ウールリネン混紡のズボンを履いて過ごしたが、いままでの夏より遥かに過ごしやすかった。
休みの日は、古着屋さんで見つけたラルフローレンやバナリパのリネンシャツをたくさん着た。ズボンも古着屋さんで見つけたラルフローレンのリネンシルク混紡のスラックスがさらっとしていてとても快適で、夏場はリネン素材に限るな…とひと夏過ごして思った。今年もいくつかリネン素材のアイテムを増やしたいなと思っている。ほんとおすすめです。

夜はまだ涼しい風が吹いている。あともう少しすると、夜までも湿度の高いじとっとしたいやな時期になる。暖房も冷房もいらないいまの時期がとても過ごしやすくていい。5月の風。ゴールデンウィークが終わってしまう。マリオカートでいうところのスター状態だったが、また赤甲羅をぶつけられたり置かれたバナナの皮で滑ってコインがなくなるような毎日がはじまる。溜め息だ。

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