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サマーセーター

気がついたら23:38だった。もうあと20分しかない。今日のことを事細かく書いている時間がない。

とは言ったものの、今日は朝起きていつものパン屋さんへ行って朝食を食べながら、radikoのタイムフリーで深夜ラジオを聴くというなんら何事もない土曜日の朝だった。そこから気がついたら14:00過ぎまで眠っていた。
そして新宿まで行って、予約していたレコードを引き取りに行ってきた。昼間は風もなく湿気むはむは(弱)といった感じだった。これが(中)になってきたら、みんな覚悟をしなければならない。(強)になったら、もう終わりだ。ただそこに立っているだけでじわじわと汗が滲み出てくる。もう勘弁してくれ、と思わず口に出てしまうあの気候になってしまう。

サマーセーターを着ている人たちが通り過ぎていく。
八分袖くらいのパーカーを着ている人たちが通り過ぎていく。
一生ぼくには縁のない服なのだと思う。
夏にニットという発想がない。
まるで罰ゲームだ。
しかしみな涼しげな表情で通りを歩いていく。
なにかしらの罰ゲームで着ているのではなく、
みずからの意思で着ているのだ。

そのあと、無印良品で靴下を買う。無印良品で靴下を買うのははじめてだ。くるぶしソックスが欲しかった。

なにも書いていないに等しい毎回の日記だけれども、今日以上になにも書いていないに等しいことはない。それもまた一興だ。

桂歌丸の『つる』が好きだ。定期的に聴いてしまう。
つーーーーーーーーーっ。
るーーーーーーーーーっ。

児玉奈央の『Revelation』のレコードを買った。児玉奈央は、2年前ふと訪れた銀座ソニーパークで観て以来のファンだけど、好きなシンガーソングライターだ。シンガーソングライター独特の孤独を持っている人だ。またライブで観たい。

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