hagy-e blog vol.8 ~ユニクロUのコート part1~
みなさんこんにちわ
2月も終わりかけですね。この時期はバレンタインをはじめイベントが多いですよね………(遠い目)
さて、初めてのお客様、このブログはプロのパタンナー、というか自分が店頭で商品のこんなところを見ている、とか、作り手としてこんなところを見て欲しい、ということをつらつらと書いております
で、今回は少し趣向を変えまして
この前、ユニクロUを見てきてチェスターコートが気に入ったので購入したのですが、その購入に至るまでの自分の視点と思考を自分で解説してみようかなと
(ダレトク?とかは言わないでくださいw)
では早速、↓これが購入したコートです。
今流行りのオーバーサイズで着るコートです
ファーストインプレッションの感想は…
「ま、フツーのコートやな…(デザインが)」
ですw
からの近寄ってみて
「あ、薄いジャージっぽい素材かぁ…縫いにくそうな生地やけど、変なシワや釣れ、ピリツキもなくキレイに縫えてるなぁ…さすがユニクロ…」
って、感じです。
薄いポリエステルで、しかも多少伸縮性のある生地は縫いにくいんですよね
ウールとか綿だとアイロンが効きやすいので、多少のシワや釣れも後からなんとでもなるんですけどねぇ
とか考えつつ袖を見ると
「お!?」
なんとスプリットラグランじゃありませんか?w
(オーバーサイズのコートにスプリットラグランの機能性がいるのか?ってツッコミは置いといてw)
スプリットラグランは苦手なパタンナーも多い、わりと難易度の高い袖になります
別に、ユニクロのパタンナーを見下してるわけじゃなくて、キレイに収まらないリスクの高い袖をユニクロが出してきた!ってとこに自分は感心しました
↑前はセットインで後がラグランですね(←スプリットラグラン)
と、スプリットラグランに感心しながら袖を持ってみると
「ムムッ!!」
脇身頃と内袖が続いてるじゃないですか!!(思わず慈英さんも飛び出しますよね!w)
これまた難易度の高いパターンですよ!
(はい、そこのあなた!オーバーサイズコートにこの機能性がいるんか!?ってツッコミはやめてあげてください!w)
ぶっちゃけ自分もこの袖の絵型を渡されたら苦笑いしちゃいます(苦笑)
もう自分はこの袖に気付いた時点で心の中でスタンディングオベーションしてましたけどねw .oO(ブラ〜ボ!ブラ〜ボ!!w)
あ、ちなみに脇身頃と内袖を続けるメリットは↓のとおりです
ま、なんとなくお分かりいただけますかね…
いやしかし、こうなってくると袖をキレイに収めるのがかなり難しくなるのですが
自然に前に流れてきてて、まぁ及第点じゃないでしょうか?(上からでスイマセンw)
もちろんこのあと試着して、着た時の雰囲気が良かったので購入いたしました。(お値段9900円…お財布にヤサスィ…)
と、まぁファーストコンタクトから購入に至るまでの思考回路はこんな感じになっております。(ほんとダレトク?の気がしてきましたが…(汗)
題にpart1とあるようにpart2では買ってから気付いた点を紹介したいと思います。(引っ張る!w)
それでは最後までご覧頂きありがとうございました
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