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久しぶりにうれしくなったこと。

こんにちは。

先日無事退院しました。

入院中は、ひたすらいろいろな方のnoteを読ませて頂きました。
そしていろいろな方が優しいお声掛けて下さいました。

ありがとうございました!


ところで今日、久しぶりにいつもの近くのスーパーにお買い物に行きました。野菜のコーナーで青梗菜を選んでいると、近くにいらした70歳代くらいのご婦人が何やら鼻歌を歌ってらっしゃいました。
とても軽やかに楽しそうなのでちょっと気になってカートを押しながらその方の近くに寄り、耳を傾けて聴いてみると、その鼻歌は店内のBGMで流れている『ドレミの歌』でした。
そうです、、あの『ドーはドーナツのド〜、レーはレモンのレ〜…🎶』のあの歌です。
それはそれはとても軽やかに…。

するとそのご婦人は「あら…⁈メリーポピンズだったかしら?」とボソッと呟かれたのです。

うんっ⁈…メリーポピンズ?


実は私、メリーポピンズの映画は幼い頃から大好きです。あの呪文の様な歌(スーパーカーリーフラージリスティック…♫)を早口言葉のように口ずさんだり、『お砂糖ひとさじで』の歌では(メディシンゴーダァウン♫)のフレーズが大好きでその部分だけ歌ったり…そして何より、あのジュリー・アンドリュースが傘をさして飛ぶ姿⁈に胸躍らせ私もあんな風に傘をさして飛んでみたいなぁ〜と、ワクワクしながら観ていました。
私だけでなく、私の娘達が幼稚園だった頃、娘達もあの独特の世界観に魅了され、私以上にメリーポピンズが大好きになりました。

私と同じように歌を口ずさんだり、風の強い雨降りの日に傘をさしてお出掛けする時は「あれれ〜あれれ〜メリーポピンズになっちゃうよぉ〜」と大喜びでした。
そんなとてもとても思い入れが深い大好きな映画なんです。




すると後方からご主人と思われる方がバナナを持ってご婦人に近寄って来られました。
と、同時にご婦人は「この歌メリーポピンズでしたっけ?」と質問されたのですが、ご主人と思われる方はご婦人のカートのカゴにバナナを入れながら「うんっ⁈」の一言だけ言ってすぐにまた
お肉売り場の方に先に歩いていかれました。


う〜むむむ モヤモヤする〜

私は、お肉コーナーで買うつもりもない挽肉を手にとりながら、すぐ隣でまだ軽やかに鼻歌を歌いながら牛肉を選んでいるご婦人に『それドレミの歌です!(笑顔)』って耳元で囁きたくなりました。

でもやはり言えずに言わずに、そのままご婦人を追い越し牛乳コーナーの方へ行きレジで会計を済ませました。


そして駐車場の車に乗りエンジンをかけた時、
あーーーっ!!
わかったんです…なぜご婦人が『ドレミの歌』を『メリーポピンズ⁈』とおっしゃったのか…。


そうです!
きっとご婦人は『サウンド・オブ・ミュージック』(の挿入歌の『ドレミの歌』)とおっしゃりたかったんだと。


なるほど〜そうだったのね…『サウンド・オブ・ミュージック』ね〜。

なんだか素敵なご婦人!


私もとても軽やかなきもちになり、
『ドレミの歌』鼻歌しながら家に車を走らせました。あの壮大な山の風景(サウンド・オブ・ミュージック)をイメージしながら…。



それにしてもよかったです…

そのご婦人にその歌「ドレミの歌です!」(←間違いではないけれど…)

って自信満々に満面の笑みで言わなくて……笑笑。



そして近年しばらく頭の隅にもなかった『メリーポピンズ』。
最近ずっとこころ沈む毎日だったけれど、無条件であの頃のようにすっと、こころ軽やかになれました。


改めて、私の一番すきな映画は『メリーポピンズ』と確信した、なんだかうれしい一日でした。



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