梅原志帆

#ハハログ Case 009.

Case.009

Name. Shiho

■37
■一児の母(1歳0ヶ月/女の子)
■フリーランス
◾️育児:仕事 = 9:1のバランス

今の現状

Q. 現在の職業と現状を教えてください。
医療系ITベンチャーのリサーチ業務、英語翻訳などを自宅で行なっています。

Q. 平日1日のスケジュールを教えてください。
7:00起床
コーヒーを飲みながら1日の流れを考える
7:20娘起床、お世話
8:00朝食準備、家事
8:30夫起床、家族で朝ごはん&団らん
10:00夫出勤、家事、娘と自分の身支度
10:45娘と外出(88project、読み聞かせの会など)
12:30帰宅
12:45娘のお昼ご飯
14:00娘お昼寝、自分のお昼ご飯
お昼寝中にご飯、メールチェック、お昼の片付け
15:30娘起床、読み聞かせ、娘と遊ぶ
16:30夜ご飯準備、娘とお風呂
18:00娘と2人で夜ご飯
19:00娘と遊ぶ、一人遊びが出来ていれば合間に仕事
21:00娘寝かし付け
22:00娘の就寝後自由時間(映画、読書など)
23:00夫帰宅、夫婦の時間
00:00就寝

Q. 家族で、家事育児の分担はどうしていますか?
夫の出勤が遅い日は、洗濯を干してくれます。
夫の帰宅が早い日は、夕食後の洗い物は夫がしてくれます。

Q. 仕事と育児の理想のバランスは?
理想のバランスは、娘の月齢で変化してます。数ヶ月前までは育児9:仕事1でしたが、先日、満一歳になったので、もう少し仕事を増やし、育児7:仕事3くらいに出来たらと思っています。
私はフリーランスなので、その辺のバランスを自分で決める事が出来ますが、実際は託児の環境が整っていないので、理想のバランスにするのは難しいと感じています。
先月初めて保育園の一時保育の利用申し込みをしたのですが、ひどい日はキャンセル待ち20番目と言われました!

これまでのエピソード

Q. 子育て中・妊娠中に起きた今思い出しても笑えるエピソードを教えてください!
夫の母に心配を掛けた時に「ご心配お掛けしました」と私が頭を下げたら、娘もピョコッと一緒に頭を下げました。それまでお辞儀なんてした事がなかったのに!笑
母と二人で笑い転げてしまいました。

Q. 出産後、最も感動したことは何ですか?
娘が母乳でしっかりと成長しているのを実感したとき。
出産直後の入院中、授乳を30分頑張っても、呑んでるおっぱいの量が2-3グラムで、本当に心配しました。
おっぱいが出ないのと娘の出生が小さめで上手に吸えなかった事が原因でした。
退院時には、授乳はおっぱいとミルクの混合でと指導されましたが、1ヵ月検診の頃には、おっぱいをあげるのが恐怖になるくらいの激痛で、乳腺炎と診断されました。
その後、母乳外来でケアをしてもらってから完全母乳になり、3ヶ月検診では、娘の体重が出生児の3倍になっていました!今ではすっかりムチムチです。

Q. お子さんを授かってから辛かった時期はありましたか?
最初の3ヶ月。
1日に8時間程度しか寝ない赤ちゃんたったので。

Q. そんな辛い時期、あなたの支えになったものは何でしたか?
夫がミルクと寝かし付けをやってくれたこと。
夫の母が毎日ご飯を作って持ってきてくれたこと。
実家の母が身の回りの世話をしてくれたこと。

Q.「出産後できていないけど、案外大丈夫だった!」ということを教えてください。
自分のことではありませんが…離乳食作り。レシピ本通りにドロドロにしたり刻んだりしなくても、中期・後期に向かってくれば、本人が本能で?取捨選択してくれてました。少し固めだったり大きめだったりすると、口からすぐに吐き出したり、食べても消化できないものはそのままうんちで出てきました(笑)赤ちゃんの生命力ってすごい!

母として

Q.「母として、これは頑張ってる!」ということを教えてください。
一年間とにかく娘中心の生活をしました。
完全母乳でつきっきり。薬を飲めないので自分の体調管理をきちんとしました。
アクティブな子で、外出が大好きなので、4ヶ月目以降は、遊び場や母子サークル、講座など、無料のものから有料のものまで、毎日ベビーカーで東京中を走り回りました。

Q. 逆に「ここは楽してまーす!」ということを教えてください。
大人の食事の支度。(美味しいご飯を届けてくれる夫の母と、文句を言わない夫に感謝してます)

Q.「先に教えてよ〜!」と声を大にして言いたいことはありますか?
産後の寝不足の意味。
最初の3ヶ月くらいは、基本は授乳が三時間おきで、お世話に一時間かかるので、毎回合間が2時間のサイクルを繰り返します。2時間の間に「人間として当たり前の日常」と睡眠を行うのは不可能に近いです!

Q. あなたの「理想の親子像」を教えてください。
赤ちゃんと言えど、1人の人間。お互いに尊重し合える関係になっていけたらと思います。

Q. 自分が子どもにしている決まりごと、その際の子どもの反応を具体的に教えてください
・危険(高さ)を体感させる。
階段やベッド、ソファーから自ら降りようとした時には、無理に押えたり、やめさせたりしないようにしています。例えば11ヶ月頃に、ベッドから降りようと床を覗き込んでいた時には、ぐるっと回してお尻の方を端に持って行き、足を下ろしてあげました。1、2度練習させた後は、本人が同様の方法で安全に降りるようになりました。

・集中している時は、出来るだけ好き放題やらせる。
例えば、食事やいたずらも本人が本気で取り組んでいる時は、いくら汚してぐちゃぐちゃになっても放っておきます。ただ、集中力が切れて、ながらになってしまったり惰性でやっている時は、おしまいにして切り上げるようにしています。そうすると、すぐに興味の対象を変えて、次のアクティビティを始めます。

一人の女性として/仕事について

Q. 忙しい日々の中で、「母」ではなく1人の女性に戻れる瞬間はありますか。それはどんな時ですか?
夫に娘を預けて散歩をして、カフェでゆっくり朝ご飯を食べに行く時。

Q. 仕事と育児を両立するために、「手放したこと」があれば、教えてください。
ファッション&ビューティー(笑)
美容院に行ったり、自分の買い物などは、使うお金も時間も今までの10分の1以下です。

Q. 育児以外の要素であなた自身が一番幸せを感じることを教えてください。
一人の人間としての私を大切にしてくれる夫の存在。

Q. 今後、仕事について考えていることを教えてください。
子供と一緒の時間を大切にしたいので、出産前よりも限られた時間で、内容の濃い仕事、自分が本当にやりたい事だけをしていきたいと思っています。
週20時間前後の託児をしてその間に仕事をするのが理想です。ただ現行のシステムでは、一時保育やその他のサービスは、保育園よりも割高なってしまったり、定員などの関係で利用ができないこともよくあります。
仕事そのものよりも、仕事をする時に避けては通れない託児の問題が悩ましい今日この頃です。

これからの話

Q.5年後の家族の「理想のライフスタイル」を教えてください。
5年後は、娘が6歳で自我も芽生え、好き嫌いもはっきりしてくる頃だと思います。
夫は食、私は英語と医療が専門なのですが、(6歳娘も含めて!)家族それぞれの興味や仕事が有機的につながって、楽しい時間が過ごせていたらいいなと思います。

あとは、夫婦ともに独身時代に経験した海外生活を、家族という単位ですることにも興味があります。欧米と日本では家族の在り方が違っているので、それを経験するのも楽しそう。きっと独身時代とは出会う人や遊び場も変わってくるはず!

Q.あなたが「これからやりたいこと」 を教えてください。
マインドフルネスとコーチングの勉強。

我が子へ

Q.今のお子さまへのメッセージをどうぞ。
生まれてきてくれてありがとう。(あなたに会える事になるなんて!お母さんも生まれてきてよかった。)


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