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#ハハログ Case 002.

Case.002

Name. Sayaka

■36歳
■一児の母(1歳5ヶ月/女の子)
■エンタテイメント業(Direction / Management / Planning / Creation)
■今年の4月に復帰して両立中

現状

Q. 職業と現状を教えてください。
広い意味でのエンタテイメント業。ほぼフルタイムで復帰中。

Q. 平日1日のスケジュールを教えてください。
08:00 起床→ドタバタと朝ご飯&支度
   *夫は犬の散歩
09:00 家出発
09:15 登園→仕事へ
17:00 保育園へ向かう
18:00 お迎え
18:15 夕飯支度
18:30 夕飯
   *食べさせながら風呂支度
19:00 お風呂
19:45 寝支度 / 絵本読み聞かせ
20:30 娘就寝→自宅にて仕事
22:00 夫帰宅 犬の散歩
23:00 仕事再び or 家事 or 読書
2:00-3:00 就寝
*月水金は私 /火木は夫がお迎え / 土日はどちらかが仕事に充てています

Q.家族で、家事育児の分担はどうしていますか?
我が家は柴犬も飼っているので娘の世話と犬の世話を分担しています。保育園送りは私、迎えは夫と曜日で分けて半分にしています。
お互い忙しいので夜タイミングが会うときは寝付いた娘を見守りカメラで設定し二人で散歩に繰り出し意識的に会話をするようにしています。(そうしないと本当に会話が無いので...)

Q.仕事と育児の理想のバランスは?
仕事3、育児7。実際はその逆。


これまでのエピソード

Q. 子育て中・妊娠中に起きた今思い出しても笑えるエピソードを教えてください!
たまたま家の近所だからという理由で産婦人科クリニックに通っていたのですが、一流ホテルのような佇まいに丁寧な対応。気遣いも細やかで毎回値段も凄い。毎回万を超える診察料に白目を剥きながら「出産て死ぬ程お金がかかるのね」とげっそりしていたら、そこは都内でも有数の無痛分娩ラグジュアリー医院ということを後期に知りました。しかも里帰り&普通分娩なのでそこで出産の予定は無く...。乗りかかった船だと思いで臨月までお世話になりましたが通常医院での差額を計算したら笑うしかありませんでした。

Q. 出産後、最も感動したことは何ですか?
初めて笑顔を見せてくれた時。人間らしさを感じて感動しました。

Q.お子さんを授かってから辛かった時期はありましたか?
妊娠時期。悪阻と仕事の間で毎日戦っていました。何を優先すべきかがわからなくなりよく泣いていました。でもその時助けてくれた会社の人は娘が節目を迎える度感謝の気持ちを伝えています。

Q.そんな辛い時期、あなたの支えになったものは何でしたか?
夫。妊娠中悪阻ながらも仕事に勤しむわたしの選択や生き方を咎めるでも無く、心配そうにしながらも一番に考えてくれました。今思うと夫もとても不安だったと思います。

Q. 「出産後できていないけど、案外大丈夫だった!」ということを教えてください。
化粧の薄さ(酷いときは眉だけ!)。軸が娘に移行したことにより色んな意味で図太くなりましたw
また娘の都合で仕事に支障をきたしてしまう時、申し訳無いと思うと共に、「そればっかりは私もどうしようもない」と思えるようになりました。これは自分の努力とかスタンスなどとは全く別次元で折り合いがつかない事なので全方位に謝ったら考えないようにしています。

母として

Q.「母として、これは頑張ってる!」ということを教えてください。
娘への向き合いとその精度をあげるための勉強。自分と娘にあった取り組みやリソースは何だろう、と思いながら全方位吸収するようにしています。

Q. 逆に「ここは楽してまーす!」ということを教えてください。
楽していることは家事。掃除機は一週間に一度。洗い物も二回。
我が家の優先順位は「娘との時間の質>仕事>家事」にしています。部屋が少々荒れてても流し台に朝の食器が残ってても、娘と笑顔で遊べている時間を一番にキープする、ということを紆余曲折の末、振り切りました。自分が娘だったらと考えると多少服が汚れてたって部屋が荒れていたって、本を読んでくれた方が嬉しいし、一緒に遊んで欲しいと思うので。ただ、ここにたどり着くまでには時間がかかった…。

Q.「先に教えてよ〜!」と声を大にして言いたいことはありますか?
①自分の時間が10分の1以下になること。
その悲劇に勝るレベルで子供が可愛すぎること。
さらにはその可愛さと同等量の苦労や心配が絶えないこと。

②保育園で病気を貰いすぎるので完全職場復帰とはならないこと。
この不確実性を自分で背負うしかないこと。

Q.あなたの「理想の親子像」を教えてください。
死ぬまで生物学上は「女同士」なのでたくさん語り合える仲になりたい。早く自分の知らない事を娘から教わるというフェーズに行きたい。何が豊かな事なのかをたくさん話しして行きたい。

Q. 自分が子どもにしている決まりごと、その際の子どもの反応を具体的に教えてください。
脳科学の本で罪悪感は3歳あたりからとのことだったので、今はやりたい放題やらせて笑顔でいるようにしています。
大人が困った顔やオーバーなリアクションが楽しいようでエスカレートが重なり先日は堂々と自分のご飯をそのまま犬のお皿に移してあげていました。....ギリ笑顔で見守りました。

一人の女性として/仕事について

Q.忙しい日々の中で、「母」ではなく1人の女性に戻れる瞬間はありますか。それはどんな時ですか?
コーヒーを飲みながら読書をする時。娘が寝た後に1人で犬の散歩へ行って物思いにふけることもあります。


Q.仕事と育児を両立するために、「手放したこと」があれば、教えてください。
意義や意味が無い時間 = もしかして人生を彩ってくれていたかもしれない寄り道時間。
具体的にはテレビ番組の視聴、つきあいの会食、とことん納得するモノが見つかるまで探すネットサーフィン。時間のコスト感覚が極限まで上がってしまったので、効率よく合理的にはなった反面、アソビや振り幅がなくなった気がします。それまで人生自体が寄り道でw 無駄や直感的行動、自由気まま大歓迎でその中で起きる「偶然何々」がなくなった分、なんだかつまらない大人になってしまいそうな気もしていて、そこらへんは実はジレンマです。


Q. 育児以外の要素であなた自身が一番幸せを感じることを教えてください。
実はネクラ気質なので基本的に個人テリトリーの事が多いかも(笑)
すっごく良いアーティストを見つけたとき。(通勤で)
またすごくしっくり来る言葉を見つけたとき。(寝る前スマホで)
自分の指標が明確になるような先人や出来事を知った時(歴史好きです)
あと、仕事でも何でもある種の集中現象トランス状態入り込んでいる時は幸せです。

これからの話

Q.5年後の家族の「理想のライフスタイル」を教えてください。
娘にも自立した家族の一員になってもらいたい。もちろん娘を全力でサポートするけど、同時に娘も家族の一員として何をどう行動したら良い時間が過ごせるのかを自発的に考え行動し、良いチームワークでそれぞれの人生を桜花できるようにしたい。また家族全員の時間を大切にしたい。

Q. あなたが「これからやりたいこと」 を教えてください。
未来の社会が明るく面白くなるように、子供に良い影響がある事をしていきたいです。自身のリアルな育児もそうだし、仕事に対しても同じ意識です。
人と関わることが仕事であり最大の趣味でもあるので、影響を与え合いながら今まで世の中になかったモノや仕組みを創りたいと思っています。


我が子へ

Q.今のお子さまへのメッセージをどうぞ。
誰がどうみたってひょうきん者の娘。いつも明るく笑顔でいてくれてありがとう!


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