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他のイラストレーターと比べてしまうときは

こんにちは。イラストレーターのHaijiです。ほっこり優しい癒し系のイラストを描いています。
【イラストレーター はじめのいっぽ】第十六回目は「他のイラストレーターと比べてしまうときは」です。

イラストレーターを目指している皆さんは、すでにお仕事をバリバリしているイラストレーター仲間の人と自分を比べてしまって落ち込んでしまう、という経験はないでしょうか。

私はめちゃくちゃ落ち込みます。

というのも、私はイラストや芸術を専門学校や美大で学んだことがなく、そのことをコンプレックスに思っていたからです。専門学校出身の人たちや美大出身の人たちに対して劣等感を感じていました。

私は同世代の他のイラストレーターさんが専門学校などで学んでいる間、普通大学の教育学部にいました。その頃は教員を目指していました。

その後21歳くらいで「やっぱり小さい頃から好きな絵を仕事にしたい」と思うわけですが、イラストやデザインの分野は未経験からの就職は難しく、結局大学卒業後はバイト先の飲食店で店長をしていました。

また28歳くらいから専門学校に行きました。ここではイラストのコースがなかったのでグラフィックデザインの勉強をしていました。

こんな経歴なので
「やっぱり一直線にイラストの道を歩んできた人にはかなわないんじゃないかなー」
と思ったりしたのですが、それは全く間違いでした。

上手にイラストを描ける人というのはごまんといます。その人たちを戦っていくにはイラストを描くスキルだけでは生き残れません。

そこで自分の得意な分野と掛け合わせて自分の分野を確立する必要があります。私の場合、


○教員免許 × イラスト → 教育系に強いイラストレーター
○飲食店店長 × イラスト → 飲食に詳しいor経営に強いイラストレーター
○グラフィックデザイン × イラスト → グラフィックデザインもできるイラストレーター

と言った具合に、自分の職歴とイラストのスキルを組み合わせて、オリジナルの武器を作り出すことができます。

つい人と比べてしまいそうになりますが、仕事がきやすいのはナンバーワンではなくオンリーワンです。
自分だけの武器を見つけて自分のイラストが必要とされる分野を見つけ、その中でナンバーワンを目指していきましょう。

次回のハイジノートは「イラストレーターのセルフプロデュース」です。

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