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自分に合う売り込み先の探し方

こんにちは。イラストレーターのHaijiです。ほっこり優しい癒し系のイラストを描いています。
【イラストレーター はじめのいっぽ】第五回目は「自分に合う売り込み先の探し方」についてです。

自分のイラストがどんな媒体に向いているのか、どんな業界に向いているのか、自分のイラストをどんなところに売り込もうか・・それを自分で見つけるのは本当に難しいと思います。
なぜなら大抵のイラストレーターさんは2〜3種類のタッチを描き分けることができるからです。
デフォルメも描けるし、リアルタッチも描けるし、アメコミ系や萌え系も描こうと思えば描けるし・・という感じでいろいろ描けてしまい、どのタッチにもそれなりに思い入れがあるからこそ、どこに狙いを定めて売り込みをするべきかいまいち決められない・・という経験はありませんか?
(そもそもですが、いろいろなイラストでいろいろなところに売り込みをするよりも、「コレ」という自分のタッチを1つ決めて狙いを定めてアピールした方が良いです。これもまた後日記事にしてみますね。)
今回は自分に合う売り込み先の探し方について書きたいと思います。

まずは本屋に行ってみる

私は迷ったら本屋に行きます。
本屋に行っていろんな雑誌や小説、学習参考書、まんがなどをパラパラ見てみると、どんな媒体にどんなタッチのイラストが使われているか、どんな使われ方をしているのか、いまどんなタッチが流行っているのかをなんとなく知ることができます。
では本屋に行って、自分のイラストがどの業界にマッチしているか、どうやって探すかというと。

この図のように、
・自分のやりたいこと・描きたいタッチ
・自分のやれること・得意なタッチ
・需要
この3つの重なり合う部分が仕事に繋がりやすい、そして仕事になったときに続けやすいものです。
自分のやりたいこと(描きたいタッチ)でないとテンションが上がらないし、やれること(得意なタッチ)は人の役に立ちやすく達成感が得られやすい。
あとはもちろん需要がないと仕事として存在しません。
この部分にあたることやイラストのタッチを見つけ、それに合っている企業に売り込みに行くと良いと思います。

やりたいこと、やれることを紙に書き出してみる

まずはやりたいこと(描きたいタッチ)、やれること(得意なタッチ)を紙に書き出してみましょう。
タッチというのが難しければ、真似したいイラストレーターさんを書き出しても良いです。
それを本屋で見てきたイラストと掛け合わせて重なる部分を見つけてみてください。
どうしても3つ重なる部分を見つけるのが難しい方は

こんな感じで最初は、やれること(得意なタッチ)と需要を掛け合わせた部分のイラストを描いてアピールすると比較的結果が出やすいと思います。

自分のやりたいこととやれることをしっかり考えて重なる部分を見つけてみてください。

次回のハイジノートは「需要のあるイラストとは」です。

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