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僕とカーチェイス

「光だと気づいた順に触れる指たち」立ち稽古始まってます!動き付き始めると途端に全貌が観え始めますね。

僕はドキドキハラハラするものが苦手だ、ドッキリもビックリ系とかマイナス方向へのドッキリ(最後ネタバレの際安堵で泣かせるタイプ)とか苦手だし、ホラーは全般大丈夫だけど急に現れるとか大音量系は苦手だ。
特にカーチェイス系が出てくるとハラハラして観てられなくなってくる、大好きなコナンの映画でも冒頭カーチェイスだと観てられずストーリーが分からなくなってしまう。なぜ僕がそこまで車の運転に恐怖を覚えているかと言えば幼少期の母の言葉にある。

小2の冬の夜唐突に晩御飯の後にダイニングに集められ母が事故にあった話をし始めた。
そうかクルマは危ないよなと改めて考えてたら衝撃的な言葉を聞かされた。
「だからお母さんヤマトが誰かをはねたら殺すからね」
恐らくあえて強めの言葉を選んで免許を取らないように言ってたのだろうが小2の僕にとっては余りにも強い文言、それから呪いのようにその言葉を守る為に病的なまでにクルマを嫌うようになった、具体例を言えば4、5台いる場で1台がどう考えたっておかしいコースを走ってる時にその車のハンドルを持つとか、知り合いが何人もいる車で一番新参の人の横に座ってシフトレバーを代わりに切り替えてしまう等結構支障をきたすレベルの行為をしてしまう。
別に全くカーチェイスと言えるような場面では無いのに四車線の構図があると血の気が引いてしまいせめて二車線にしようとしてしまう。
たぶん関係ないと思うけど学生時代僕はサッカーをやっていてポジションがCBでオフサイドトラップ(守備時に相手を貶めてフリーキックを得る行動)がとても上手かったのもそれのおかげかもしれない。

これだけ言っといてあれだがあの言葉はただのきっかけの一つに過ぎないとは思う、今までの様々な選択をしてきたのは僕自身だし。
ただきっかけの一つにしても僕の中ではめちゃめちゃバカデカい言葉の一つなのは間違いない。

坂本ヤマト


排気口新作公演『光だと気づいた順に触れる指たち』
【日時】
2024年3月
20日19:00
21日19:00
22日19:00
23日13:00 18:00
24日13:00 17:00 
【料金】
予約3500円・当日4000円
18歳以下は予約・当日共に1000円
【場所】
王子小劇場
予約 https://shibai-engine.net/prism/pc/webform.php?d=2u5sldm8
約95分 途中休憩無し

佐藤佐吉演劇祭2024参加作品
en-geki.com/sakichisai2024/
開場・受付は開演の30分前

作・演 菊地穂波

出演 
佐藤暉 中村ボリ 坂本ヤマト 桂弘 澁川智代 
森川錦 海国りん 山田航大 小川雄気 

演出助手 加茂慶太郎
音響プランナー  Mana-T
音響オペレーター 夢乃屋毒花
照明 中村仁 
照明操作 麗乃
舞台監督 菊地穂波
舞台監督補佐 伊藤セナ


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