見出し画像

「料理がうまくなったなぁ」と思うのはどんなとき?

Twitterでこんな質問を投げかけてみました。

ごはん同盟の活動のひとつに料理教室があります。いつも気にしているのは「料理教室のゴールをどこに設定するか?」ということ。せっかく参加してもらうのですから、何かしらのコツや達成感をちゃんと提供したいと考えているわけです。そこで、いったいどんなときに「料理がうまくなったなぁ」と感じるものなのか知りたくなりました。

そんなことを考えながら先程の質問を投稿したら、夜遅くの時間帯にも関わらず、たくさんのリアクションが届きました!!! 

こういう反応がリアルタイムで返ってくるからTwitter最高! というわけで、いただいた投稿のなかから、「料理がうまくなったなぁ」と思う瞬間のコメントをいくつかご紹介します。

野菜を同じ大きさに切りそろえたとき!

まずは、切りものから。

料理の下ごしらえで切りものは避けては通れませんが、ここでつまづく人も多いのかも。食材にもよるけれど、ピーラーやスライサーをもっと活用してもいいんじゃないかなぁ。

味噌汁がおいしく作れたとき!

続いて、味噌汁。

味噌汁って作ろうとすると、意外と難しいんですよね。「あれ、味噌ってどれくらい入れるんだっけ?」と考え込んでしまうこと数十秒。一般的に、味噌汁100mlあたりに使う味噌の量は約10gと言われていますが、味噌の種類によっても味は変わるので、これはあくまでも目安。味の調整は自分の舌を信じるしかありません。でもそれがむずい。

火加減を極めたとき!

具体的なメニューについての言及もありました。

ステーキ、ハンバーグ、野菜炒め、炒飯、たまご料理。どれも定番といえるメニューばかり。回数を重ねれば、おいしくできるというわけでもなく、やっぱりコツみたいものはありますよね。特に火加減。でも、それを見つけるのが難しいのですけれど。。。

「強火」「中火」「弱火」の使い分けや、「飴色まで炒める」「しんなり炒める」「焼き目をつける」などの加熱の表現。レシピの文章だけでは伝わらないコツってたくさんありますね。

味付けがうまくいったとき!

味付けも、コメントが多かったジャンルのひとつ。

目分量でサッと料理をつくれるとかっこいいですよね。でも、そういうことができる人って、最初はしっかりと調味料を計量していると思うんですよ。最初から見よう見まねで目分量をやっちゃうと失敗しちゃうんじゃないかな。(そこんとこ、どーですか、料理上手のみなさん?)

最近は「めんつゆ」に代表されるような、味がパシッと決まる合わせ調味料や用途限定系の調味料が増えているので、基本調味料の組み合わせで味付けを決める機会が減っているのかもしれません。だから、味付けのハードルが上がってるのかなぁ。みなさんのキッチンに、みりんや日本酒はありますか?

レシピをみないで料理を作れたとき!

さらに難易度の高いレイヤーで料理をつくる方々も。

レシピをみないで料理を再現できたり、材料を別の食材と入れ替えたり、冷蔵庫にあるものだけで作ったり。ここまでくると本当に料理がうまくなったと言えそうですね、すごい!

時間内に料理を作れたとき!

日常の料理は時間との勝負です。

後片付けのことも考えながら調理を進められるのも上級者の証。同時に複数のことを進めていくのは大変ですが、マルチタスクのスキルが鍛えられそうです。

こんな意見もありました!

料理が上手な人は、食材を無駄なく使える人ですね。

環境や道具に左右されないこと。たしかに!

あー、これは本当にうれしいやつ。おいしい料理を作ってもらったら、大きな声で「おいしいよ!」って伝えてあげましょう!

-----

コメントをまとめながら、料理をうまくなる、好きになるには、ちょっとした達成感の積み重ねが必要なんだなと、あらためて思いました。

本当はもっと多くのコメントをいただいてるのですが、ここでは全部をご紹介できないので、興味のある方はTwitterのハッシュタグ「#料理が上達した瞬間」を検索してみてください。そして、もしよかったら投稿もぜひ!

あと、手前味噌ですが、ちょっとした達成感を感じたかったら、お米の研ぎ方を変えるのもおすすめですよ。

手前味噌その2。炒飯も、パラパラをあきらめたらまた別の世界が広がるんですが、これはまた別の機会のnoteにまとめてみますね。


読んでくださってありがとうございます。 おいしいごはん生活を探求すべく、あたらしい食材やお酒を試したいと思います。