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【17配信虎の巻】ライバーに必要な4つの極意【初級編】

拙者、配信を続けて5年ほどの侍でござる。名は17侍(イチナナザムライ)と申す。雑談、企画配信を主な武器とし、有名YouTuberとコラボしたり、イベント1位になってドラマ出演なども果たした経験がある。
現在は落武者となってしまったが、幾多の合戦を乗り越えた拙者が思う、配信の極意を書き記していく所存でござる。

これから書く事を、「続けよう」とするのではなく「今日だけはやってみよう」とまず実行してほしい。結果、それを繰り返して毎日に繋がっていくことが大事なんじゃ。


初級編(固定ファンがいない)

全くファンがいない、初めて配信する、
配信してみたけど全くリスナーさんが来ない。そんなお主へ。

【17ライバーとして必要なこと】
1⃣ 広告宣伝
2⃣ 配信スキル
3⃣ アフターフォロー
4⃣ 17スキル

現在ワンセブンライブと読むが拙者はイチナナ時代からやってるのでイチナナ侍じゃ。

1⃣ 広告宣伝

広告宣伝はどの企業でもお金をかけてやっている。我々も同様、ただ客人を待っているだけでなく、自分でお客様=リスナー殿を見つける事が必要不可欠なのだ。

ではどうするのか。最初は下記4つが有効じゃ。

A) SNS連携
B) 自身のリスナー活動
C) 配信前の告知
D) コラボ


A) SNS連携

Q, Instagram、知っていますか?
A, はい

この質問を100人に聞いた時、90人以上が「はい」というだろう。
しかし、

Q, 17ライブ、知っていますか?
A, ??????

この質問を100人に聞いた時、「はい」は何人いるだろうか。
Instagramよりライブ配信の認知度はまだ低い。
認識率が高く、ユーザーが多い媒体の方が、自分が埋もれる可能性も高いが、見つけてもらえる可能性も高いのである。ゆえに宣伝効果が高く、連携させるべきだと言えるのだ。


Instagram、Twitter、facebook、TickTock、なんでもいい。17だけでなく別の場所でも自分の宣伝ができたほうが良い。
いつどこで誰が見つけてくれるかわからないので、間口は広い方がいい。

ただし、1つ注意点がある。
他の配信媒体の名前は17Liveにとって競合他社になるので、表に出さない方が賢明だ。

また、もしSNSでの第三者からの個別連絡が嫌であれば、DM禁止等の設定をしておけばOK。

【SNS連携メリット】

・自分の配信以外の日常も知ってもらい、より興味を持ってもらえる機会が増える。
・フォロワー数が多い方が有名人ぽい。拡散力が高いため17LIVE配信に来てくれるリスナーが増える。
・コンテンツ投稿により「自分の発信を見てもらうにはどうすればいいか」を考える癖がつく。
・17配信ができない時でも他のSNSでコンテンツを更新すればフォロワー、リスナーの記憶、記録に残り忘れられない。

【SNS連携デメリット】

・ネットに流した情報は容易にコピー出来るものが多く、半永久的に消えないデジタルタトゥー。
・多くの人と繋がることが危険に繋がることもある。情報の取捨選択の判断力を養わなければならない。


B) 自身のリスナー活動

これは穴場かもしれないが、まずは「敵に塩を贈る」ことが17内での文化になっていると思う。良くも悪くも日本の17配信では「お礼参り」という文化があるのだ。

「お礼参り」の流れは
①知らない配信をリスナーとして見に行く
②そのライバー殿、リスナー殿とコメントやギフトを贈り仲良くなる
③贈った分が自分に返ってくる

というもの。
がしかし、この隙間に大事な工程を挟まないとお礼参りには来てもらえないので要注意である。

【大事な工程①】
自分が求めるリスナー層がいる配信にいく

例えば、自分がゲーム配信をしたかったらゲーム配信者の枠に行くと良い。
また、自分から遠すぎない、ちょっと上のランクのライバーを狙うのがおすすめだ。その配信枠のリスナーやライバーに親近感を持ってもらいやすく、共に頑張ろうと思ってもらうためである。

しかし、自分がその「配信枠」を好きになれるか、応援できるか、という観点も大事である。
そうしないと継続して見に行けないからだ。

また、同じイベントに参加している競合他者はライバルなので、ギフトを贈らなくてもよい。

【大事な工程②】
継続して配信にいき、覚えてもらう

1回だけではなかなか覚えてもらえない。
毎回でなくても毎週顔を出し、ライバーさんに質問してみたり、リスナーさんの定期コメント等に反応してみよう。イベントに参戦していたらイベントギフトを贈るとめちゃくちゃ喜ばれるだろう。
その反応は自身の姿でもある。どういう風に反応してもらったら嬉しいかを学ぶことも大事。良い技はどんどん盗んで自分流にアレンジしていこう。

自身もフォローしてもらったら嬉しいように、どんなに活躍している人でもフォロワー、リスナーが増えたら嬉しいもの。どんどん挨拶して気軽にフォロー、話しかけてみよう。フォローバックも期待できる。

【大事な工程③】
配信にきてもらう時の宣伝方法

初めましての配信枠でいきなり「配信してます!来てね!」は失礼である。
仲良くなってからが伝えるのが礼儀というものだ。
しかし、ただリスナーとして配信に参加するだけでなく、どこかのタイミングで自分もライバーでありこんな配信をしているから来てほしいと宣伝しなければ来てもらえない。
慣れている優しいライバーはPokeボタンを押した際にどんな人か見てもらえたり、コメントで会話をしていくうちにどんな人か聞いてもらえると思うが、気づいてもらえない場合は自分で言うしかない。

そのために
・宣伝文章を30文字程度ですぐコピペできるように準備しておく
・もしくはスマホのユーザー辞書機能で一文字打ったら出てくるようにしておく

と便利である。配信内での話題はすぐに移り変わってしまうため、タイミングを逃せない時が多いからである。

宣伝文章例
「名前/配信日時/どんな人物か/配信内容/イベント(参加中だったら)」

を記載していると興味を持ってもらいやすい。

・「拙者初心者の17侍★フォロワー100人目標★毎日18:00-甲冑を着て定期配信中!お待ちしているで候!色々教えてくださいで候!」
・「拙者17侍と申します!〇月×日13時-「戦国飯再現」配信致すので1人でも多くの猛者達をお待ちしておりまする」
仲良しライバー殿を作り、自身も楽しんでリス活(リスナー活動)しながら宣伝もしていけるようになるとベストであろう。



C) 配信前の告知

配信をいきなり始めても来てくれる可能性は低い。
最初は「いつ誰がどんな」配信をしているか知ってもらうことが大事。
A)のSNS連携とも繋がってくるが、自身がどんな人なのか、どういう配信をしているかも併せて色んな媒体で発信出来ると良い。
「毎日18時から配信している」ことをプロフィールに書いていたとしても、世界にはそれを知らない人の方が多い。

【この時間に発信するとGOOD】

自分だったらどんな時間にSNSを確認するだろうか。

・朝の通勤時間帯(7-9時)「おはようでござる!今日18時から合戦配信!」
・昼の休憩時間(11-13時)「お昼何食べた?今日は22時から酒宴雑談じゃ」
  →夜の予定確認ができる
・夕方-夜(18時-)
「明日12時からコスプレ配信!楽しみにしててね、おやすみでござる」
  →翌日の予定確認ができる

【告知裏技】

拙者が実際に見た裏技2選をご紹介。
①自身の配信10-30分前のリスナー活動
これが一番有効に感じる。顔見知りの配信枠にお邪魔し、「これから配信します」とさりげなく宣伝することで、流れてくるライバー、リスナー殿を狙った方法だ。
1つの配信をずっと視聴しているリスナーは少ない。17は他のライバーを視聴することでランクアップするので、色んな配信を見るシステムになっている。ターゲットが「17にいる」ことは確実なので、17を使用したことがない人より来てくれる可能性はとても高い。挨拶程度でも来てくれる優しいリスナー殿がいるはずである。

②2端末で配信中に宣伝
配信中に別の端末を使い、1つの端末で配信しながら、もう1つの端末を使ってサブ垢にログインし、
「今〇〇のアカウントで配信中なので配信に来てほしい」と告知OKなライバーさんの配信枠でコメントする。
拙者は実際にその告知をされたことがあるが、びっくりしてタップしたら本当に配信しており感心したものである。


D) コラボ

B)のリスナー活動で仲良くなったリスナー殿がいたらコラボ配信をお願いしてみよう。
Youtubeにおいてもチャンネル登録者数を増やすのに活用されている方法である。

【コラボに最適な相手】

・リスナー層が似ていてちょっと上の相手
・自分と配信内容が似ている相手
・自分が信用できる相手

リスナー層が似ている方が、相手と一緒に配信をした時に喜んでもらいやすい。
共通のリスナーがいるとなお良い。
また、自分より少し格上の相手とコラボ出来たら共通のファンが増えるだろう。
相手の配信内容が自身と全く異なるジャンルだと、相手のリスナー殿は自身の配信をつまらなく感じてしまうかもしれない。こちらも同様である。
また、実際に会う場合は赤の他人と二人きりになる、ということになる。
やり取りの際にちゃんとした人か見極めよう。


2⃣ 配信スキル

最初は以下2つを気を付ければリスナーは会話してくれる!配信はもつ!

【①リスナー対応】

・コメント読み
自身の話したい事も多いだろうが、まずは相手を知り、仲良くなることが大事。
「ごはん何食べた?」「お仕事終わり?」など当たり障りのないところから聞いてみよう。
聞いても返事がないこともあるが、「ゆっくりでもいいよ」「どのタイミングでもコメントしてくれたら嬉しいよ」「拙者も緊張してるので色々助けてね」など根気強く話していこう。

・リスナーの話を覚える
せっかく話してくれたことは貴重なので、覚えられない場合はメモしておこう。もしまたきてくれた時に以前の話を覚えていてくれたらきっと喜んでくれるはずである。拙者も覚えられないのでメモしていたぞい。

【②30分以上配信出来るコンテンツ】

・歌
・ゲーム
・料理 
・ニュース読み  など・・・

17では1回につき30分以上配信するのがおすすめ。
レ点(チェックマーク) – 17LIVEヘルプ (zendesk.com)
というシステムがあるからだ。
だが、もしリスナー殿が全く通りかからなかった場合にぼーっとスマホの前で時間を過ごすことになってしまう。
自身のやりたいことは何でもやったらいいと思う。
レパートリーは多いに越したことは無い。何がハマるかもわからない。例えば、月曜は歌配信、毎週金曜夜はまったり雑談など曜日に合わせて変えるのも良い。
リスナーから反応が良かった企画は「月に1度のお楽しみ」など銘打ち継続化していくと良いだろう。


3⃣ アフターフォロー

一括りに言ってしまえば、来てくれたリスナーさんに「お礼」をする、そしてまた来てもらえるようにこちらから動くこと。そして次の配信に繋げること。

・配信中 ⇒ リスナーの話を覚える、メモする
・配信後 ⇒ 来てくれたこと&ギフトが飛んだらギフトをくれたことに対するお礼を伝える

【一般的なお礼の仕方】

①17のタイムラインやSNSで配信スクショを撮り来てくれたリスナーへの感謝を伝える。
②ギフトランキング上位のリスナーを表彰する(名前をだしていいかどうかは要チェック)
③来てくれたライバーさんの配信にお邪魔する

【これだけは押さえて】「お礼の差をつける」

ことが大事。既にリレーションがライバーとリスナーの間に出来上がっていればよいが、その前にお礼の差をつけないと、不満に繋がる可能性が高い。

例えば、某アイドルの握手会などがそうである。
CDを1枚買った人も、CDを100枚買った人も1回しか握手出来なかったら
皆CDを1枚しか買わないだろう。

それと同じでギフトランキングを見ることは大事である。
どんなに喋りにくいリスナーさんでも、ランキング上位の方は大切にした方がいい。無料で楽しむリスナーさんとどんなに仲良くなったとしても、
「ランキング上位のリスナーを大事にしている」ように見せないと、「私はこれだけ応援したのに」「応援しなくても大事にされるんだ」「応援しなくてもいいんだ」というように認識されてしまう。

拙者は同じ理由でリスナーさんを失った経験がある。
ランキング上位の方より、ギフトは投げないけれど毎日来てくれて仲良くしてくれたリスナー殿を大事にしすぎて、イベント最終日に頼りにしていたランキング上位の方が来てくれず負けてしまったことがある。

だが、もう古参リスナーとなってリレーションが取れていればOK。新規の方を大切にしたり、楽しんでもらうこともとても大事なのでそれを周知し、むしろ手伝ってもらおう。


4⃣ 17スキル

優先順位は低いが、あるに越したことはない。
優しいリスナー殿やライバー殿は教えてくれると思うが、①Bで述べたようにリスナー活動をして教えてもらうことも有効な戦術の1つ。

その中でもまず抑えておきたいことは、

【これだけは最初に抑えてほしい4選】

①配信前にこまめにアップデート
17はよくアップデートされるため、いざ定時に配信しようとしたらアッデートでちょっと遅れてしまった、、、なんてことがよくある。

②リスナーから見た自分配信画面
→自分がどう見えているのか、どのボタンを押せばギフトがもらえるのか、ずっと表示させておきたい情報の載せ方などは知っておくと良い。
配信画面の見方(リスナー) – 17LIVEヘルプ (zendesk.com)

③ライバーミッション(Tier)
→ライバーの数値目標。簡単に言えばこのティアと呼ばれる数値が上がることで一般ライバーは準認証ライバーに、準認証ライバーは認証ライバーにレベルアップできる。
ライバーミッション(Tier) – 17LIVEヘルプ (zendesk.com)

④ギフトの確認
③アフターフォローに必要。誰からどれだけギフトをもらったかチェックし、お礼をタイムラインに流そう。
もらったギフトを確認したい – 17LIVEヘルプ (zendesk.com)


後記

いかがだっただろうか。いつの間にか自身が侍なのか何者なのか、見失いかけてしまったが、配信極意が伝われば幸いである。

中級編、上級編、お悩み別まとめも記述していこうと思うので今後もぜひ定期購読頂けたら嬉しいで候。

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